お好みでどうぞのコーヒーゼリー
今回作ってみたのは、日本テレビ『キユーピー3分クッキング』で菓子・料理研究家の柳瀬久美子さんが紹介してくださった固さの違うコーヒーゼリー2種です。
ゼラチンの量を変えることで、ふるふると固めの2種類のコーヒーゼリーが作れるというもの。そりゃそうだ、と思うのですが、自分好みの適正量探しのために、試してみようではありませんか。
柳瀬久美子さん「コーヒーゼリー2種」のレシピ
材料(ふるふるコーヒーゼリー 4~5人分)
・コーヒー(約70℃)…2カップ
・グラニュー糖…15g
・板ゼラチン、または粉ゼラチン…6g
【ヨーグルトミルクソース】
・プレーンヨーグルト…100g
・コンデンスミルク…25g
【シナモンクリーム】
・グラニュー糖…小さじ1/2
・シナモンパウダー…小さじ1/2
・コンデンスミルク…25g
・生クリーム…1/2カップ
材料(しっかりコーヒーゼリー 容量80mlの型5個分)
・コーヒー(約70℃)…2カップ
・グラニュー糖…15g
・板ゼラチン、または粉ゼラチン…13g
・コンデンスミルク…適量
・バニラアイスクリーム…適量
コーヒーはお好みのもので大丈夫です。ドリップコーヒーやインスタントコーヒー、ペットボトルのアイスコーヒー(無糖)でも可。
苦みの強い濃いコーヒーは、ゼリーが濁りやすくなるので注意しましょう。冷たいコーヒーを使う場合は、70℃くらいまで温めて用います。
今回は、粉ゼラチンではなく板ゼラチンを使用しました。
ヨーグルトミルクソースとシナモンクリームは、全量作ると持て余しそうなので、半分の量で作りました。
作り方①ゼラチンをふやかす
板ゼラチンはたっぷりの冷水につけてふやかします。
粉ゼラチンの場合は、6gなら大さじ2、13gなら65mlの水にふり入れてふやかしましょう。
夏場の水道水は温度が高すぎるので、そのままでは使えません。板ゼラチンをふやかす場合は冷水で。あっという間にいい状態になります。
今回は2種同時に作って食べ比べたいので、2つのボウルを用意してそれぞれふやかしました。
作り方②コーヒーにゼラチンを溶かす
コーヒーにグラニュー糖を加えて混ぜ、①の板ゼラチンの水気をよくきって加え、混ぜながら余熱で溶かし、粗熱をとりましょう。
上の写真は13gのふやかしたゼラチンを入れているところです。
保存容器などに流し入れ、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固めます。
右側の大きな容器が、ふるふるタイプ。左の4つがしっかりタイプのコーヒーゼリーです。
ふるふるタイプのゼリー液は、小さい型に入れてもきれいに抜けないので、大きく作ってスプーンですくってよそうようにしましょう。
淹れたてのコーヒーを使う場合は(80℃位)、そのままふやかしたゼラチンを加えてOKです。あっという間に溶けてなくなるので、板ゼラチンでゼリーを作るのは、ほんと限りなくストレスゼロ。
作り方③2種のソースを作る
ヨーグルトミルクソースは、ボウルにヨーグルトとコンデンスミルクを入れてよく混ぜます。
シナモンクリームは、ボウルにグラニュー糖とシナモンパウダーを入れてよく混ぜ、コンデンスミルクを加えて泡立て器で混ぜます。
生クリームを少しずつ加えて溶きのばして泡立て、6~7分立てにしましょう……ということだったのですが、どうも上手に泡立ちませんでした。
シナモン味の甘いクリームと思ってそのまま使うことにします。
冷蔵庫で一晩冷やし固めたら、見事に違う固さのゼリーが2種完成しました!
作り方④仕上げる
ふるふるのゼリーは、スプーンですくって盛り付け、好みでヨーグルトミルクソースかシナモンクリームをかけていただきます。
しっかりコーヒーゼリーは、コンデンスミルクをかけたり、バニラアイスをのせたりしていただきましょう。
ふるふるとしっかり、どっちが好き?
この写真はふるふるタイプ。
どんなもんかと試してみましたが、わたくしはやはりしっかりタイプの方が食べ応えがあって断然好き、とよくわかりました。
ヨーグルトミルクソースは、カルピス味、というか酸味が結構強い感じです。シナモンクリームも、泡立たなかったせいか、なんだか微妙。
シンプルにバニラアイスをのせたのと、コンデンスミルクをかけるのが最高だったので、個人的にはソースを作ることはもうないかなーと思いました。
手軽なおやつ
朝のコーヒーを少し多めに淹れて、適正な量のゼラチンを溶かせばもう出来上がりという超簡単なお菓子です。
アイスクリームかコンデンスミルクさえあれば、大満足のデザートに。
何もなければ、水と砂糖を同量煮溶かしたガムシロップとミルクを少しかけても。今回のゼラチン13gは結構固かったので、次回は10gくらいで作ってみようかなと思いました。
ゼリーが好きすぎて業務用サイズの板ゼラチンを常備しているのですが、温かな液体には一瞬で溶ける&仕上がりの食感と透明感が抜群なので、わたくし絶賛、板ゼラチン推しであります。
皆様も、ぜひこの手軽なゼリー、作ってみてくださいね!