きゅうりの旬に絶対食べたいレシピはこれ!
今回参考にしたのは、NHK『きょうの料理』で、料理家・栗原はるみさんが紹介した「きゅうりの甘酢サラダ」です。
栗原はるみさん考案のレシピという時点で期待大ですが、作ってまたすぐにリピートしたほどの格別な美味しさ。
暑くてさっぱりした一品が欲しいときにもってこいなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
栗原はるみさん「きゅうりの甘酢サラダ」のレシピ
材料(4人分)
・きゅうり…4本(400g)
・ツナの水煮缶…小1缶(55g)
・しょうが…30g
・塩…小さじ1
【甘酢】
・酢…1/2カップ(100ml)
・砂糖…大さじ2
・塩…小さじ1/2
・すだちの搾り汁…大さじ1
作り方①きゅうりを切る
きゅうりは、両端を落として縦半分にカットします。
スプーンを使って、種を取り除きましょう。きゅうりの種取り作業は、細めのスプーンを使うと簡単でした。
種を丁寧に取り除くことで、より美味しく仕上がるのだそうですよ。
3mm幅の斜め切りにしたらボウルに入れ、塩をまぶして5分〜10分ほど放置します。
作り方②ツナの水気を切りしょうがを細く切る
ツナは汁気をよく切って、丁寧にほぐしておきましょう。しょうがは、細めの千切りにします。
作り方③甘酢を作る
【甘酢】の材料を合わせます。塩と砂糖が溶けるまで、よく混ぜてください。
作り方④きゅうりの水気を切る
①で塩をまぶしたきゅうりをさらしで包み、水気をしっかりと絞ります。
さらしを持っていないので、今回は厚手のキッチンペーパーで代用しました。
作り方⑤盛り付ける
器に、きゅうりを丸く盛り付けます。その上に、ツナ、しょうがの順でのせましょう。
作り方⑥甘酢をかける
③で作った甘酢を、器の縁の方から回しかけたら完成です!
【実食】口いっぱいに清涼感を満喫
ひんやり冷たいうちに、いただきましょう!
種を取ったきゅうりの食感が心地よく、手間をかけた価値を感じます。そこに、爽やかな甘酢やツナの旨みがじんわりと絡み、シンプルながらも奥行きのある味わいです。
しょうがの繊細な辛味がプラスされることで、口の中に涼しさと静けさが生まれ、風鈴の音が聞こえたような気分に(チリンチリーン♪)。
甘酢は酸味が効いているのですが、砂糖のまろやかさとツナのコクと合わさり、とにかく優しい味わいに仕上がっています。
口の中に「はじめてのおつかい」のような優しくてちょっぴり泣ける夏の景色が広がり、自分の情緒が心配になりました。
一応サラダとしての位置付けですが、気の利く箸休めとしてさまざまな献立に活躍しそう。
野菜に変色の心配がないので、甘酢をかける前の状態で冷蔵庫に冷やしておけるのも嬉しいポイントです。
キンキンに冷えたサラダが冷蔵庫にあれば、クタクタで帰宅する道すがら、ちょっとほくそ笑んでしまうくらいには気持ちに余裕が生まれそうですよね。
野菜アレンジに挑戦!
きゅうりの代わりに大根やにんじんを使うのもおすすめなのだとか。今回は、夏野菜の定番でもあるゴーヤとトマトでアレンジしてみました。
まずはゴーヤから。
ほんのりとした苦味を残しつつも、甘酸っぱく味付けされたゴーヤは驚くほど食べやすい!
夏野菜ならではの力強い味わいが、栗原はるみさん特製の甘酢によってマイルドに調えられています。
続いては、トマトです。
塩もみの工程は省いています。さらなるさっぱり感を求めて、しょうがと一緒に、細切りにしたミョウガものせてみました。
トマトの甘みと生姜とみょうがの香味、ツナの旨みが重なり合い、食感や味のコントラストを感じます。
一口食べれば、暑さに疲れた身体もクールダウン。
軽井沢の別荘で、木漏れ日に目を細めながら食べたいですね(まずは別荘を手に入れるところから)。
この夏の定番サラダになること間違いなし
猛暑への備えとして覚えておきたい「きゅうりの甘酢サラダ」は“食べる冷房”と言っても過言ではない逸品です。
涼しげな器に盛り付けてよく冷やし、夏の食卓に役立ててくださいね。