論文を書いていると…
私が大学生時代の話です。その日は生理2日目で体調があまりよくなかったのですが、締切が迫っており研究室で徹夜で論文を書いていました。
そして、ひと息つこうと席を立ったときに事件が。経血がドバッと出て、下着とズボンまで濡れているような感覚がしたのです。そっと確認すると、やはりズボンが経血で汚れていました。
声をかけてくれた男の先輩
「ヤバい……」と思いながらオロオロしていると、同じく研究室で論文を書いていた男の先輩が私の異変に気づき「どうしたの?」と声をかけてくれました。私は恥ずかしく思いながらも、「生理で洋服が汚れてしまって……」と説明。すると先輩は、持っているタオルやパーカーを貸してくれたのです。
聞いたところ先輩には姉と妹がおり、家では生理によるトラブルが日常的とのこと。本当にあのときの対応はありがたかったです。
このハプニングがあってから先輩と距離が縮まり、何回かデートを重ね交際に発展。その4年後に私たちは結婚し、現在は夫となりました。経血漏れは大変でしたが、あの事件がなければ彼と子どもたちとの幸せな生活はなかったかもしれません。
著者:相川まなか/40代女性・高校生の子どもがいます。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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