会議中に腹痛が
社会人2年目のときの出来事です。体調に違和感がありながらも、朝から重要な会議が立て込んでいたため、私は「気のせい!」だと自分に言い聞かせて出社しました。
しかし、会議室でプレゼン中に、急におなかに痛みが。プレゼンが終わるや否やトイレに駆け込むと、予定よりも早く生理が始まっていたのです。
ナプキンは持っていましたが、その後も体調はすぐれず……。私の会社は男性社員が多く、上司も男性のため「生理痛がひどいから早退したい」とは言い出せませんでした。
先輩に相談すると…
後日、数少ない女性の先輩にその日のことを話してみたところ、「男性社員には言いにくいよね。でも、生理だから休みたいって言える雰囲気の会社にしていきたいよね」と言ってくれたのです。
その後、私は先輩と一緒に上司に「生理の話ができる雰囲気にしたい」と相談。みんなの協力もあり、今は「生理で体調が悪い」と素直に言える環境になったのでした。
生理が仕事に与える影響の大きさを実感した出来事でした。それと同時に、隠して我慢するのではなく、「生理が原因で体調が悪い」と言える雰囲気の会社にすることの大切さを学びました。
著者:中里涼子/30代女性・10年以上ライターとして活動。アメリカの大学への留学経験あり、女性の悩みなどなどの多くのジャンルの記事を執筆。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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