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もがいて、あがいた気持ちと生きていく「私、頑張ったよね」 #預金資産ゼロの父が倒れた話 198

「預金資産ゼロの父が倒れた話」第198話。2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。

エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院。記憶力低下が顕著で預金も資産もない状態だったので、生活保護を申請して支給金を受けることに。

介護施設に入所後、要介護度4となったお父さんは「自然に死なせてほしい」と希望。面会謝絶が続く中、深夜に訃報が届きました。火葬は3週間後、少人数で火葬のみのシンプルな葬儀に。エェコさんは通販で位牌と仏壇を購入し、孫たちとともに最後のお別れへ。娘のナナちゃんは変わり果てた祖父の姿に「怖い!」と拒絶し、エェコさんも「焼かないで」と心で叫びましたが、願いは届かず。白骨となった遺骨を納めながら、静かに別れを告げました。

お骨だけになったお父さんの軽さにエェコさんはしんみり。負担も軽くなったわけですが、安堵(あんど)感より後悔や罪悪感のほうが強かったと言います。あのときの選択は正しかった? あれでよかったのだろうか? と……。

 

お金がないってこういうこと

預金資産ゼロの父が倒れた話/エェコ

 

預金資産ゼロの父が倒れた話/エェコ

 

預金資産ゼロの父が倒れた話/エェコ

 

 

預金資産ゼロの父が倒れた話/エェコ

 

預金資産ゼロの父が倒れた話/エェコ

 

預金資産ゼロの父が倒れた話/エェコ

 

 

預金資産ゼロの父が倒れた話/エェコ

 

預金資産ゼロの父が倒れた話/エェコ

 

あれこれ後悔は尽きませんでしたが、私に選択肢がなかったのも事実(お金がないってこういうこと……)と、改めて実感。きっと父は天国で母に再会し、めいっぱい怒られていることでしょう。

 

こうして私は、葬儀後に父のお骨を葬儀会社に預けたのでした。

 

--------------

介護も葬儀もやはり必要なのは「お金」。世知辛いですが、それは真実でしょう。いろいろしてあげたい子ども心とは裏腹に、所持金によってできること、できないことがおのずと決まってきてしまうのも事実。エェコさんはその中で精いっぱい頑張りましたよね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターエェコ

    長男と長女を持つヲタママ。妊娠コミックエッセイ『腐女子な私が、母親に!?』がKADOKAWAから発売中。

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