生理に慣れていなかった私
私が小学6年生のころの話です。私は初潮を迎えたばかりで、まだまだ生理に慣れていませんでした。そのため、生理周期を把握しておらず、いつどのタイミングでナプキンをつけ始めたらいいのか判断できず、毎月、経血でショーツを汚してしまっていました。
私を助けてくれた友人
そんなある日、いつものように友だちたちとお昼休みを過ごしていると、生理のドロっとした感じがしたのです。椅子から立ち上がって確認すると、経血でズボンが汚れてしまっていました。
すると、授業が始まりそうにもかかわらず、友人の1人が「一緒に行こう!」と私を保健室に連れて行ってくれました。さらに授業に遅れてしまうと、恥ずかしがる私の代わりに、先生に「おなかが痛くなってしまって……」と説明までしてくれたのです。
その後は徐々に自分の生理周期を把握できるようになり、経血で洋服を汚すことは少なくなったのでした。
あのときは友だちに本当に助けられました。大人になった今でも、「小学6年生であんなに対応力があったのはすごいなぁ」と感謝しています。
著者:佐藤瑠奈/20代女性・元気いっぱいな1歳児の娘を育てる専業主婦。趣味は絵を描くこと。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年3月)
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