お客様の顔の近くに立つと…
私は揉みほぐしの仕事をしています。これがなかなかハードで、施術中はずっと体を動かすので汗もかくし、お客様相手の仕事なので、忙しくなると簡単にトイレにも行けません。
そのため、生理がくると気が気じゃないんです! 汗をかいてナプキンが蒸れているのに、ナプキンをすぐに交換できず、デリケートゾーンのかゆみやかぶれが心配になってきます。
加えて、ベッドの高さが私の腰あたりにあるので、お客様の顔や頭の近くで施術するときは「臭ってないかな?」「ナプキンのカサカサ音が聞こえてないかな?」と、いろいろなことが気になってしょうがないのです!
ナプキンをやめてみた!
なんとか生理中の悩みを解消できないかと思っていたところ、インターネットで着けるナプキンや月経カップの情報を発見! これまでの私は生理用品と言えばナプキンと思っていたので、ほかの物を使ったことがありませんでした。
そこで、「これだけ種類があるのなら、せっかくだし試してみよう!」と、ナプキンより快適な物を探そうと思い、まずはタンポンを購入してみました。
最初は奥までうまく入れることができず、先端が腟から出てきてしまったり、なんとか挿入できても違和感があったりと難航しましたが、2回目からはスムーズに装着でき、「ナプキンの蒸れを感じなくなったらこんなに快適に過ごせるのか!!」とビックリしました!
タンポンを試してから1カ月ほど経ったころに妊娠したため、まだほかの生理用品は試せていませんが、産後の生理が再開したら、タンポンだけでなく月経カップなども試してみたいと思っています。
今の時代はネットを有効活用すれば、さまざまな情報が得られます。
生理用品にもたくさんの種類があることがわかり、ひとつのものだけに囚われず、いろいろ試してみて自分の生活スタイルや好みに合った物、その日の経血量に合わせて使い分ければいいのだと気づくことができました。今後も自分に合った生理用品を探していきたいです!
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
文:にしまこ/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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