一見、おいしそうな普通のご飯だけど…
新婚当初、白いご飯のお茶碗の底に魚の目玉が入っていたことがありました。ギョッとなり驚いて「これ何なんですか?」と聞いたら「魚の目玉は栄養があるのよ」とだけ言われました。健康志向ゆえの献立なのだとは思いますが……。食べたことのない私には到底無理で、嘔吐しそうになってしまい、結局ご飯は食べられませんでした。
もう一つインパクトがあったのは、子どもが3歳のころに出されたミックスジュースです。一般のミックスジュースは野菜や果物が入っていておいしいイメージですが、義母のミックスジュースは飲めたものではありません。
小松菜、リンゴはよいとして、ほかにはなんと納豆や、カボチャの煮つけが入っていました。そんな罰ゲームのようなミックスジュースに口を付けかけた瞬間、納豆の異様な臭いで嘔吐寸前でした。もちろん一口も飲めません。「栄養あるのに」と義母には文句を言われましたが、「嘔吐して逆に体の栄養が出て行ってしまいます……」と心の中でつぶやきました。
自分がいいと思っていることが、他人にとってもいいとは限らないということを学びました。また、相手に断る余地を持たせることも大事だと痛感。「栄養あるけど、いかが?」など声をかけてもらえたら、断りやすいと思いました。私も気をつけたいと思います。
著者:斎藤 陽子/60代女性・会社員
2人の子どもを育て上げた母。子育て中にシングルマザーになり、子どもは2人とも成人して独立。趣味は韓国ドラマ鑑賞。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!