見栄を張る義母
そんなある日、義母から「親戚の集まりにお茶菓子を出したいから、あなたの近所のロールケーキを買って来て」と頼まれました。いつもお世話になっているしと思い、朝から並んで購入。
そして後日、親戚の集まりに私も息子と参加したのでですが、なんと義母は「すごく人気で、手に入れるの大変だったわ~!」と、まるで自分が並んだかのように話し始めたのです。とても暑い日に朝から並んで買ったので少しムッとしましたが、角が立つのも面倒だと思って、私は黙っていました。
しかし義母の発言を聞いた息子が、「ママ、頑張って並んだんだよねー! あれ~? ばぁばも一緒に並んでたの?」とまさかの発言。純粋無垢な子どもの一撃に、親戚たちの冷たい視線が義母に突き刺さり、義母はそそくさとキッチンの奥に消えていきました。
義母は「ごめんなさいね……。なんであんなこと言っちゃったのかしらね……」とあとでしょぼくれて謝ってくれて、その後は謎の見栄っ張りはなくなりました。基本的にはいい義母なので、私もその後この話を持ち出すことなく平和に過ごしています。見栄を張ってはいけないと目の当たりにし、自分も気をつけようと思った出来事でした。
著者:東雲 ゆき/40代女性・パート
中学生の男の子を育てている母。子どもがいない時間にエアコンをつけると、負けた気持ちになる。
作画:しおん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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