多目的室のドアを叩く男性vs授乳中の私。そして…
ドアを叩きながら、「すみませーん!トイレ使いたいんだけど!」と男性の声が。どうやらトイレと勘違いしているようでした。「ここはトイレじゃないです」と声を出しても、聞こえないのか、酔っているのか、叩くのをやめません。
一度出た方がいいかもしれない……でもちょっと怖いな……と思っていたとき、車掌さんが来てくださり、「こちらは使用中です!トイレはあちらです!」と対応してくださいました。ドアを叩いていた男性も納得したのか、おとなしくなってホッとしたのを覚えています。
この出来事を通じて、多目的室の用途や意義がまだ十分に理解されていないことに驚きと不安を感じました。同時に、もっと多くの人にその存在や使い方を知ってもらいたいなと思った次第です。
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新幹線の多目的室は、基本的に身体の不自由な方や歩行が困難な方が優先で利用できるスペースです。優先利用者がいないときは、医療的ケアが必要な方に加え、授乳・おむつ替え、体調不良時などでも使用できます。車掌さんに声をかけて空いていれば利用でき、追加料金は不要。あくまでケアが必要な人のためのプライベートスペースなので、用件が済んだら速やかに退出し、次の利用者に譲りましょう。
著者:木村美咲/30代 女性・パート。4歳と1歳の姉妹を育てる母。休日に家族で公園に行くのが楽しみ。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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