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「あれ?足りない…まさか?」ママ友親子とのランチ会後、消えた5,000円と胸に残ったひとつの違和感

子どもが通うサッカースクールのママ友と子ども合わせて5組10名を呼んでわが家でランチ会をしたときのことです。チームが試合に勝ったお祝いと一人の子の誕生日も兼ねていたので、ケーキを用意し、費用は会費制にしていました。全員からお金を集めたはずなのですが、まさかの事態が起こったのです――。

 

消えた5,000円…

買い物は私が立て替えていたので、ママ友5人から集金し、そのお金をキッチンの小さなテーブルに置いたままにしていました。会費は1家族あたり3,000円にしていたので、5家族分で集めたお金は15,000円。お釣りのやりとりも済ませ、最終的に1,000円札が10枚と5,000円札が1枚、テーブルに置かれていたはずでした。ところが、全員が帰った後で確認すると、その5,000円札が消えていたのです。

 

全員が帰った後だったので問いただすこともできず、家にカメラがあるわけでもないので、何が起こったのか、何もわかりません。もしかしたら、片付けをしている最中になくしたのかも?それか、誰かがうっかりして落としたりしてしまったのかとかも?と思いましたが、どこを探してもありません。まさか盗難にあったとは考えたくありませんが、他に考えられる理由も見つからず……。

 

 

LINEで全員に聞いてみようと思ったところ、夫に、「仮に誰かが盗んだとしても、盗んだ人が『私がやりました』と言うはずがないし、お金の管理が甘かったお前にも落ち度がある。だからこの話は胸の内にしまっておいたほうがいい」と諭されました。

 

たしかに、なにもしていない人たちにしてみれば、疑われることで嫌な思いをするでしょう。これからもお付き合いがあることを考えると、気まずい空気になるのは避けたいと思い、今回は何も聞かずに終えることにしました。

 

今回の出来事は、たった5,000円の話かもしれません。でも、金額の問題ではなく、人との信頼関係や気持ちのモヤモヤが一番つらいと感じた出来事でした。誰かを疑いたくないし、今後も子ども同士のつながりは大事にしたいからこそ、こういうときにどう行動するかは本当に難しいと感じました。そして、これからはお金の扱いにはもっと注意しようと反省した私。ママ友付き合いは楽しいことも多いけれど、ふとしたことで信頼が揺らぐ場面もあるのだと実感しました。だからこそ、トラブルを未然に防ぐちょっとした意識を持っておきたいと思います。

 

著者:須藤咲/30代女性/2人の子どもを持つアラサー会社員。おいしいコーヒーを飲むのが趣味。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

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