すっかり忘れていたあの生理用品
あるとき、夫に異動の辞令が出て、わが家は他県に引っ越すことになりました。私は荷造りと同時に部屋の片づけも開始し、ありとあらゆるいらないものを処分! 着々と引っ越しの準備を進めていきました。
そこで私はあるものを発見。それは、数年前に一度だけ使ったタンポンです。たまたま家族でプールに行く日に生理が始まってしまい、急きょドラッグストアで購入。1つだけ使用し、残りは使わずにそのままにしていました。そして、タンポンの存在すら忘れてしまっていたのです。
なかなか使うタイミングがない
きれいに保管されており、そこまで古い物ではなかったのでまだ使えそうです。「このまま使う機会がないかもしれないけど、捨てるのはもったいないな。残り10本近くもあるし……」と片づけの手を止めて悩んでしまった私。
夫にも相談しづらく、パッケージを開けてしまっているので人に譲るのも気が引けます。しばらく悩んでいるうちに、ふとある考えが私の頭の中をよぎりました。
新しく住む地域は…
新しく住む地域は、これまで住んでいた場所に比べて地震が起きやすいと言われている場所。永住するわけではありませんが、今よりも防災意識を高めないといけないと思っていた私は、ちょうど、保存期間の長い缶詰や食料品も用意しようと考えていたところでした。
そこで私は「生理用品も間違いなくあったほうがいいから備蓄品と一緒にまとめておこう!」という結論に。タンポンは、防災グッズの中に入れておくことにしたのでした。
今は新しい土地への引っ越しも無事に終わり、家族で新生活を始めています。今のところ、防災グッズを使う機会はないですが、こうして防災の意識を高めておくということは大事だなと実感しています。
著者:都 うめこ/30代女性・2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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