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夫がおむつ替えの途中で娘を放置「やる気無くした!」はぁ…?すると隣人が登場!?自己中な夫を一喝!

忙しい朝の準備タイムに、夫が「自分優先モード」に突入。私が1歳半の娘を優先するように言うと、「やる気なくなるんだよ!」とキレ気味に。すると、わが家の会話が聞こえていたという隣人が、夫に対して……!?

 

夫が子どもより自分優先に…

朝は、1歳半の娘が保育園へ行くための支度や朝食の準備、着替えなどで大忙し。そんなある日の朝、慌ただしい時間帯の出来事です。


わが家では、私が朝食の準備をしている間に夫が布団をたたみ、娘のおむつを替えるという役割分担で動くのがルーティン。その後、先に準備が終わったほうから着替えたり、保育園の連絡帳を書いたりすることになっています。

 

その日も、私はいつものようにキッチンで朝ごはんの準備をしていました。すると突然、夫と娘のいる寝室から「おむつ替えシートがない!」と大声が。ちょうどおむつ替えシートのストックを切らしていたようです。そこで、私は夫に「おむつ替えシートの代わりに今朝の新聞を使って」と声をかけます。

 

 

夫は「わかった」と返事をすると、さっそくマンションのエントランスにあるポストまで新聞を取りに行こうとしました。しかし、玄関に向かう途中、ちょうど私の後ろに干してある、通勤時によく着ているポロシャツを目にした夫が、突然、「俺、やっぱり先に着替えたい」と言い出したのです。

 

娘はもうズボンを脱いでしまっており、こちらの様子をうかがっています。夫はパジャマではなくTシャツとスウェットを着ていつも寝ているので、わざわざ着替えなくても外に出られる格好です。娘のことを優先してほしかった私は「悪いけど、着替える前に新聞を取りに行ってくれない? 娘ちゃんはもうズボン脱いじゃってるし、子どものことを優先して。着替えるなら、せめて娘のズボンを履かせてからにして」と夫に言いました。

 

すると、夫の態度が急変。夫は「俺だって支度したいんだよなー」とふてくされ、なぜかソファにドサッと座ってスマホをいじり始めたのです。昔から、後先考えないマイペースな夫。少しでも気に触ることがあると、急に家事などの仕事やお出かけの約束を放棄することが多々あり、この日もそのスイッチが入ったようでした。「新聞は? おむつ替えの途中だよ!」と私が言うと、「今少し休んでから行こうとしてたのに、そんな言い方されると気分悪いんだよな。お前のせいでやる気なくなるんだよ!」と大きな声で逆ギレする始末です。

 

 

不安そうな娘を見て、夫にこれ以上言っても無駄だと思い、娘のおむつ替えと着替えは私がすることに。ため息をつきながら新聞を取りに行こうとエプロンを脱ごうとしていると、夫は「ったくめんどくせぇ」と言いながらしぶしぶ立ち上がりました。そして夫がスマホ片手に玄関を出たその瞬間、玄関周りを掃除していた隣人のAさんと偶然鉢合わせたのです。Aさんは60代くらいの女性。息子さんは成人して家を出ていて、ご夫婦で暮らしています。マンションの管理組合でもたびたびお世話になっているので、夫も顔をよく知る方です。

 

しかし、そんなAさんに気づいたものの、無言で通りすぎようとした夫。するとAさんが「人に会ってあいさつもせず、朝から無言でスマホを見て……。その不機嫌な態度、どうかと思うわよ」とピシャリ。私があわてて玄関の外へ出ていき、「夫がすみません」と謝ると、Aさんは表情をやわらげつつも、静かに言葉を続けました。「あなたは悪くない。聞くつもりはなかったんだけど、ついさっきまでベランダ掃除しててね、お宅の窓開いてたから内容も聞こえちゃったの。大体の状況はわかってるわ。あのね、そんなに大きな声出したら……」。

 

 

そこで夫がAさんの言葉を遮り、「子どもの世話で朝から忙しくて余裕ないんだよ、部外者がとやかく言うな!」とキレ気味にひと言。一瞬の沈黙のあと、Aさんが「子育てしてるからこそ、子どもが見てるところで大人が余裕をなくす姿を見せてはいけないんじゃないの? あと『子育てしてるから他の人に迷惑かけても仕方がない』って思ってるのは、ただの自己中よ」と鋭く言い返しました。

 

Aさんの言葉に、夫は口を開けたまま何も言葉が出てこず、しばらく沈黙。私がベランダまで声が聞こえていたことについてAさんに謝ると、夫も続いて「うるさくしてすみませんでした」とポツリ。新聞を取りに行き、帰ってきたときには、スマホをポケットにしまい、娘に小声で「ごめんね」と声をかけていました。


自分の気分で子どもの世話を後回しにしていたにもかかわらず、Aさんに「子どもの世話で忙しい」と開き直った夫でしたが、Aさんのひと言に意気消沈。今回の出来事で、大人としての姿勢を学んでくれたと思います。今後も、夫には子どもに見られて恥ずかしくない言動をするよう、しっかり伝えていく必要があると感じました。
 

 

著者:村井あずき/20代・ライター。音が鳴るおもちゃが大好きな1歳半の女の子を育てるママ。夫と2人で初めての育児に奮闘中。娘と一緒に絵本を読むのが大好き。

 

作画:ひのっしー

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

 

 

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