お会計直前で姿を消す彼
友だちからひとりの男性を紹介され、やりとりの後「じゃあ……付き合ってみようか」と交際するに至りました。その後、彼と映画デートをすることに。そこで私は衝撃を受けてしまいました。
私は映画のお供にとポップコーンを購入。彼に「食べる?」と聞くと、彼は「うん」と、私からポップコーンの容器を取り、自分の手元に。その後、映画の上映中、彼が私の元にポップコーンを戻してくれることはなく、彼はがっちり容器を抱えながらひとりでポップコーンを食べてしまいました……。
さらに映画が終わったあと2人でランチをしたのですが、お会計の直前、彼はトイレへ。彼の飲食分のお金をもらっていなかったので驚いてしまいましたが、ひとまず私が2人分の会計を済ませることに。すると、彼が戻ってきて「ありがとう! ごちそうさま!」とさわやかな表情で言ったのです。おごったつもりではなかったのに「ごちそうさま」と言われ、私は何も言えませんでした。
ただ、私が買ったポップコーンなのにすべて食べられ、ランチも結局私が2人分支払うことになり……というこの日の出来事にだんだん腹が立ってきた私。その後は「体調が悪い」と帰宅することにし、2、3日彼との今後を考えたすえに、彼とはお別れすることを決めました。彼に「別れましょう」ということを告げると、彼はすんなり受け入れていました。
彼とのお付き合いは、私史上最短の1週間となりました。
その後、彼を紹介してくれた友だちに、彼と別れたことや別れた経緯を話しました。すると、友だちが、あの彼は以前社長だった女性と交際しており、ずっとヒモ生活を送っていたということを教えてくれました。そのため、彼は「女性にお金を出してもらうのが当たり前」という考えだったのだろうとのこと。
そのことを聞き、私は彼のあのときの行動に納得してしまいました。そして、私とは金銭感覚が合わないと再確認。早めに別れてよかったと思いましたし、恋人とは「自分と金銭感覚が合うか」がとても大事だなと感じた出来事でした。
著者:山田杏/30代女性・事務職。趣味は料理を作ることで、韓国料理にハマっています。
イラスト:にしこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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