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「親戚のお返しは何がいいでしょうか」出産祝いの内祝いについて義両親に相談すると…義母からまさかの返答が!

出産を終えてひと息つく間もなく、私は「内祝いをどうするか」に頭を悩ませていました。義実家の親戚からも多くのお祝いをいただき、急いで準備を進めようとした矢先、義両親から返ってきたのは、思いもよらないひと言でした。

 

出産祝いに関する義実家の考え

第1子である息子が誕生したとき、家族や親戚から出産のお祝いをいただきました。

 

私の実家では関係性で金額もだいたい決まっていて、内祝い(お返し)はしっかりするのが当たり前という、いわゆるきちんとした家庭で育ちました。

 

そんななか、義実家側からは、初孫ということもあってか、実家以上に多くの親戚の方からお祝いをいただくことに。

 

「お返しはどうしたらいいのだろう?」と迷い、内祝いについて義父と義母に相談してみました。

 

すると、返ってきたのは意外なひと言でした。

 

 

「いらないよ」

 

驚いてもう一度たずねると、義両親は、「親戚には何も返さなくて大丈夫。それより、たまに顔を見せてくれるほうがずっとうれしいよ」と穏やかに言ってくれました。すでに義実家では、親戚同士「うちいあわいはなし」にしようと話し合ってあるとのこと。私は、その柔軟さに驚くと同時に、なんだかホッとしたのを覚えています。

 

産後はほとんどワンオペ状態だったので、お返しの準備をしなくてすんだのは本当に助かりました。さらに義母は、食事を作っておすそ分けしてくれたり、私の代わりに買い物にまで行ってくれたり……とにかくやさしく寄りそってくれました。

 

あるとき義母から言われました。

 

 

「これからはあなたがこの家の習慣とか風習を作っていってね」

 

その言葉に胸が熱くなりました。

 

家庭によって考え方や風習が違うことを実感すると同時に、「自分なりでいい」と受け入れてもらえたようで、心がふっと軽くなったのを覚えています。そして家庭によるこうした違いを理解するためにも、普段からコミュニケーションが大切だと改めて感じた私。これからもたくさん話して、少しずつこの家の新しいかたちを作っていけたらと思っています。

 

著者:菊池はな/30代女性/生後4カ月の息子を育てる新米ママ

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

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