記事サムネイル画像

「孫が男で良かった!女はさ…」義父の暴言に夫は沈黙⇒すると穏やかな父が突然立ち上がり…次の瞬間!

息子が4歳と2歳のとき。子どもが生まれてからは、年に一度、実家の両親と義両親も集まってバーベキューをするのが恒例行事になっていました。バーベキューを終え、家族でくつろいでいたときのこと――義父が私にこう言ったのです。「今さらだけど、元気な子どもを産んでくれてありがとう。男の子を2人も産んでくれてありがとう」突然の言葉に驚いていると、続けてさらに衝撃のひと言が!

義父の衝撃発言に、いつも穏やかな父が…!

「ほら、女性は身分が低いから。本当に男の子でありがとう」

 

あまりのことに私はその場で言葉を失い、固まってしまいました。隣で聞いていた夫は「ごめん、親父は酔ってるから気にしないで」と言うだけで、義父に対して何の言葉もありません。その夫の態度にも、私は落胆してしまいました。


そんなとき、静かに聞いていた私の父が、突然立ち上がってこう怒鳴ったのです。
「うちの娘になんてこと言うんや!謝れ!」
 

 

普段は穏やかでおっとりしている父が、あれほど激怒する姿を見たのは初めてでした。義父はタジタジになりながらも、私に謝ってきました。義父の謝罪よりも実夫の行動が心からうれしかったのを覚えています。父は、私にとって最強で最高の存在です。

 

その後も、年に一度のバーベキューは変わらず続けています。あの日以来、義父が男尊女卑的な発言をすることはなくなり、子どもたちのこともかわいがってくれるようになりました。あのときの言葉は、きっと一生忘れません。それでも最低限の関係は保ちつつ、これからも家族としての付き合いは続けていくつもりです。

 

◇ ◇ ◇

 

たとえ家族の集まりであっても、誰かを傷つけるような言葉には、ときに毅然とした態度で向き合うことが必要かもしれません。そうした言葉を放置してしまうと、偏見が正当化され、次の世代へと受け継がれてしまう可能性も。「言葉」が持つ力と、その責任を忘れずにいたいですね。

 

著者:青木ゆうか/30代 女性・主婦。2児の母。現在は育児に加え、親の介護にも奮闘中。

イラスト:ホッター

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP