続かなかった運動
続けられなかった運動の1つはウォーキングです。家族に勧められ、まずはゴミ出しのついでに少し遠回りして歩こうと思いました。しかし、天気や気温、その日の気分など、歩きたくない言い訳はいくらでも出てきます。結局、1週間も続かずにやめてしまいました。
次にやったのは、踏み台昇降です。タブレットで動画を見ながらやったところ、1カ月ほど続きました。楽しみながらできたので「これなら続けられる」と思っていましたが、膝に痛みが出てしまいました。結果を出そうと、途中で段の高さを上げたのがいけなかったようです。元に戻しても膝の痛みは治まらず、たったひと月足らずで続けられなくなりました。
他にも、「腹筋にはこれ!」といったWeb記事で紹介されていたトレーニングを試してみました。しかし、腰に違和感が出るなど、私の体には負担が大き過ぎたようです。
体の痛みに合わせた運動
膝を痛めたことで、また運動をしなくなってしまいました。なかなか治らず、週に1度のテニスにも支障を来すほどです。他の運動はできませんでした。
そんなときにふと、インターネットで検索すれば、膝に痛みがあってもできる運動が見つかるのではと思いつきました。探したところ、高齢者向け介護予防運動のYouTubeチャンネルが見つかったのです。まだ40代なのに高齢者向けなんて、と少し抵抗がありましたが、とにかくやってみることにしました。
試したところ、たしかに膝への負担が少なく、上半身を中心にそれなりに負荷のある運動ができました。他の動画も見たところ、60代から90代以上を対象に、年代別や症状別のトレーニング動画が上がっていました。この動画を見ながら、今後は少しでも体を動かそうと思いました。
年齢に合った運動
体に不調があるときは、負荷が少ない軽めの運動でよかったのですが、治ると物足りなく感じます。しかし、自己流の運動には不安があり、他の運動にも踏み出せずにいました。
そこで、今度は「40代、ダイエット」で検索し、出てきたYouTubeチャンネルのトレーニングを始めたのです。アラフォー女性を対象にしたチャンネルを選んだところ、紹介されるトレーニングは、上半身にも動きを加えた室内ウォーキングや腰を回したり振ったりする運動など、どれもきつ過ぎず、取り組みやすいものばかりでした。
さらに、アラフォー女性のトレーニングで気を付けなければならないポイントを、その都度教えてもらえます。「反り腰」や「猫背」など、40代の女性が気を付けるべき姿勢も繰り返し指摘してくれるのです。それを聞いて、はっとすることもしばしばでした。無理をせずに続けられる負荷と、体を痛めないトレーニングのため、今も続けられています。
まとめ
若い人向けの運動には体がついていかず、運動を始めてもすぐに体を痛めてしまいます。40代には40代の運動の仕方があるのだと実感しました。体の状態と相談しながら、トレーニング動画の中から気になるものを選ぶのが、私にはよさそうです。
始めてからも体重や体脂肪に変化はありませんが、体が軽くなったように感じます。可動域が増え、筋力がついてきたのかなと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:玉沢雅水/40代女性。長野県在住。大学卒業後、5年半ほど住宅メーカーでインテリア営業を中心とした業務に携わる。その後、長野県の司法書士事務所で4年、福島県の事務所で2年半、司法書士の業務補佐に。趣味は小さな家庭菜園で野菜を育てることと、季節の食材で保存食を作ること。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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