「ちゃんとやって」24歳で彼氏からプロポーズも、婚約解消を決意した彼の衝撃発言とは

 

 

私が24歳だったときの出来事です。付き合って3年で彼氏からプロポーズされ、私は早く母親になりたいという気持ちが強かったこともあり、うれしくてすぐに了承しました。

 

そして、入籍する前にまずは同棲をスタートしたのですが、一緒に暮らすようになって私と彼の価値観の違いが続々と判明したのです。

 

彼は料理や掃除といった家事をまったくやらず、私がやるのが当然というスタンス。さらに、彼はとても倹約家で、私が自分のお金で少し高いスイーツを買うのでさえ、「高い、もったいない」と文句を言うのです。

 

私は次第に「このまま彼と結婚していいのかな」と悩むようになりましたが、親へのあいさつや結婚式場の見学など結婚に向けた準備はどんどん進み……。「これでいいんだ」と思い込もうとしていたある日、「結婚後も働いていいけど、家事はちゃんとやってね」と彼は言ったのです。

 

家事も育児も2人で協力する夫婦に憧れていた私は、その言葉で限界に。涙ながらに「ごめんなさい。やっぱり別れてください」と告げ、婚約を解消したのでした。

 

 

婚約を解消するのはとてもつらい決断でしたが、今思うと無理をして結婚しなくて本当によかったです。夫婦やカップルは、どちらか一方が我慢する関係だと長く続けることは難しいということを学びました。

 

著者：あいうえこ／30代女性・4歳の娘がいる母親。趣味は音楽を聴くこと。
作画：七瀬はるみ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年5月）