「ちゃんとしなくては」と思った結婚あいさつ
妻の両親とは結婚前から交流があり、とてもよくしてくれていました。ラフに会話もでき、気兼ねない関係だったと思います。そんな彼女の両親の元へ、結婚あいさつへ行くことに。
気兼ねない関係だったとしても、結婚あいさつはちゃんとしなくてはと思い、僕はきちんとスーツを着て彼女の実家へ。「なんと言ったらいいんだ」とガチガチに緊張しながら、彼女の両親と対面すると……。僕の姿を見た彼女の両親から「なんでそんなにかしこまっているの?」と驚かれてしまいました。
そして、彼女の両親からは「普段通りでよかったのに」という言葉が。普段から交流があったことで、結婚については許してくれていたのだそう。僕を受け入れてくれていることがとてもうれしかったですし、彼女の両親の言葉に、一気に緊張も解けた気がします。ただ、ホッとした反面、肩透かしをくらったようにも思い、ちょっぴり恥ずかしくなってしまいました。
今でも、妻の実家へ行くとこのときの話になることがあり、「あれ? 今日は正装じゃないの?」といじられることがあります(笑)。そんないじりも、義両親が自分を受け入れてくれているということなんだなと思い、感謝の気持ちでいっぱいです。将来、自分の子どもが結婚するとなったら、自分も義両親のように迎えてあげたいと思っています。
著者:山田次郎/30代男性・会社員。息子を育てる父親。趣味はランニング。
イラスト:Ru
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)
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