私の前で、夫に私への嫌みを…
次女のときも同様につわりがひどく、3カ月で15kgほど体重が落ちてしまいました。しかし、2歳の長女がいたため、入院しないよう自宅で安静にして過ごしていた私。
病院から「入院しないためにも安静にしてください」と指示もされていて、毎日本当につわりがひどく食事の準備も思うようにできなかったため、夕食の時間だけ近所の義実家で過ごさせてもらっていたのです。
ある日の夕食のとき、私の前で「この人はいつになったらつわりが落ち着くの? いつになったらあなたの食事を作れるのよ。つわりのせいにして、いつまで子どもみたいに甘えているつもりかしら?」と夫に話しかけた義母。私に直接言うのではなく、私への嫌みを夫に言ったのです。
それに対して、何も言い返さず笑ってやり過ごす夫に私はイラッとしましたが、ストレスをためるのは良くないと思い、気にしないよう我慢していました。その日以降、義実家へ行くと毎回、義母は態度が悪く、私を無視して娘と遊び出すように……。
そして、再び義母が夫に私への嫌みを言ったとき、娘が「ママ! 帰ろ! ばぁばのとこ行きたい!」と言い出したのです。娘の言葉に義母が「ばぁばはここにいるじゃない」と反応すると、なんと娘は「違う! やさしいばぁばのとこ行くの! 行くの! 行く行く行くー!」とワガママを言い出しました。
娘の言葉に義母は絶句。私もフォローする言葉が見つからず、一瞬にしてその場は気まずい空気に。しかし、それ以降、義母は私に対しての態度を改め、無視することも嫌みを言うこともなくなりました。
義母は娘にはやさしかったのですが、きっと私への態度やピリついた空気感を娘なりに肌で感じていたのだと思います。子どもは大人のことをよく見ているし、言葉の意味がわからなくても嫌な雰囲気は感じ取れるのだなと思いました。
娘のひと言で私はとても救われましたが、これからは嫌な思いをさせないように私がしっかりしないといけないと強く思った出来事でした。まだまだ先ですが、私がお義母さんになったら、娘の旦那さんにやさしくしたいなと思います。
著者:岡田彩子/20代・女性・保育士。2人姉妹を育てる母。幼稚園教諭。
イラスト:あま田こにー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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