ビールにぴったり!スパイス香るささみフライ
BSテレ東『和田明日香とゆる宅飲み』で料理研究家・和田明日香さんが披露した「スパイシーささみフライ」に挑戦します。
ガラムマサラもしくはカレー粉などで下味をつけた鶏ささみ肉をサクッと揚げるレシピです。
フライと聞くと面倒そうに思えますが、パン粉は不要!衣は片栗粉のみで、工程も案外少ないですよ。
鶏ささみ肉は鶏もも肉よりも安いため、節約おかずにもなりそうですね!
さっそく作ってみましょう。
和田明日香さん「スパイシーささみフライ」のレシピ
材料(2~3人分)
・鶏ささみ肉…4本(200g)
※番組では筋を取ってある鶏ささみ肉を使用していました。
・片栗粉…大さじ3~4
・米油…適量
・黒こしょう…適量
・レモン…適量
【A】
・ガラムマサラ(カレー粉でも可)…小さじ1/4
・しょうゆ…小さじ1
・塩こうじ…小さじ2
・にんにく(すりおろし)…小さじ1/2
・しょうが(すりおろし)…小さじ1/2
今回は100g当たり89円の鶏ささみ肉をさらに10%割引でゲット!
米油がなかったので大豆油で代用、しょうがはチューブタイプを使いましたが、風味はしっかり出てくれました。
作り方①ささみをカットする
鶏ささみ肉は縦半分に切ります。
肉の厚さにバラつきがある場合は、できるだけ揃えるようにカットすると火の通りも均一になるはず。このひと手間で揚げムラが防げますよ。
筆者は揚げる段階で厚さがバラバラだと気付き、次回はしっかり揃えようと反省しました。
作り方②下味をつける
ボウルに【A】の材料を混ぜ、カットした鶏ささみ肉を絡ませます。
作り方③粉をまぶす
鶏ささみ肉が漬け汁を吸うまで少し置いたら、片栗粉を何回かに分けて加え、まんべんなくまぶしてください。
作り方④揚げる
フライパン(写真は揚げ鍋)に米油を入れ約170℃に熱し、揚げます。塩こうじは焦げつきやすいので、火加減は適宜調整したほうが良さそう。
揚げているそばから、ふわ〜っとスパイシーな香りがただよい、お腹の虫が全力でスタンバイし始めます。
作り方⑤盛り付ける
油を切って皿に盛り付け、黒こしょうをたっぷりかけてください。レモンを添えたらできあがり。
【実食】サクサクで手が止まらない!
こういうのは揚げたてが一番。すぐにいただきましょう。
衣がサクッと軽やかに弾けたかと思えば、中はしっとりとやわらか。
淡白でパサつくイメージのある鶏ささみ肉ですが、パサつきはまったく感じられません。塩こうじで下味をつけたおかげでしょうか。
端っこの部分はザクッとした食感もあって、スナック感覚で食べすすめられます。
もっと細切りのスティック状にしてみても、また違った食感になって面白いかもしれません。
スパイスは強すぎず弱すぎずちょうど良いバランス。ピリッとくるわけではないのに、深みと香りがじわじわと広がります。
ほんのり香るしょうががいいアクセントになっていて、あともう1個……と手が止まりません。
さらに、レモンをきゅっと絞れば爽やかさがプラスされて、無限ループへ突入。
実は、2~3人分の分量通りに作ったのに1人でぺろっと完食してしまいました……。それでも鶏もも肉を使った唐揚げよりも軽くて、罪悪感がないのがうれしいですね。
それでいてフライならではの満足感もある、大正解レシピ!
みんなが大好きな味なので、家族や親戚が集まるパーティーの一品としてもおすすめです。
取り合いにならないよう倍量作って
塩こうじ×スパイスの組み合わせで、ここまでの美味しさになるとは……完全に目からウロコでした。
材料は手に入りやすく、作り方もシンプル。おつまみにはもちろん、お弁当やご飯のおともにもぴったりです。揚げ物の気分のときには、ぜひ試してみてください。