義母が夫にだけ伝えた話とは
義実家のエリアでホテルを検索すると、観光地に近いということもあり、どこのホテルもすでに予約で埋まってしまっていたのです。少し離れた場所でホテルを探そうかと夫と話し、義両親にその旨を伝えると「あら、大丈夫よ! うちの大広間を使えばいいじゃない?」と、義母がやさしいお言葉をかけてくれました。
せっかく義母がそう言ってくれたので、お言葉に甘えて泊まらせてもらうことにした私たち。しかし、その数日後、義母から夫に電話が……。
私も隣にいたので夫との会話を聞いていると、義母が「宿泊費は、近場のホテルの半値でいいから」と言いました。夫が困惑していると、さらに義母は「嫁には言わずにね」と続けたのです。
確かに、子ども2人を含め家族4人で宿泊するとなると義実家の負担は大きくなってしまうので、義母の言うことは理解できます。私もお金を渡すか、何らかの形でのお礼をしようと思っていました。先回りして私から、義母に言わせなくて済むよう気を遣うべきだったと反省。
しかし、夫は「実家に泊まるのに何で金がかかるんだ!」と納得がいかなかったようで、結局、帰省は見合わせることに。夫が「道が混む」「子どもが小さくて移動が大変」などと話して、初めての義実家帰省はキャンセルとなりました。
翌年は、かなり前からホテルを予約して、モヤモヤせず義実家へ帰省。やさしいおばあちゃんとおじいちゃんですが、迷惑や負担をかけないよう、適度な距離感を保ちながらお付き合いしています。
著者:山田ゆうみ/40代・女性・無職。2人の子どもを育てる母。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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