亡くなった友人の名前を口にする娘→「何で知ってるの?」と尋ねてみると…!?
私には高校生のころ、近所の川で水難事故にあい亡くなった友人がいました。娘が5歳ぐらいのときに2人でその川の近くを通ったときに「パパが高校生のとき、そこの川で溺れちゃったお友だちがいたんだよ」と何気なく言いました。
すると娘は、かわいそうだったね、というようなことを言っていました。そして、買い物をしたその帰り道に亡くなった友人の自宅近くを通りました。私が、亡くなったお友だちの家はこの近くだという話しをすると娘が「たかしくんちこの近くなの? 」と言いました。私はこの話を娘にしたのは初めてだし、名前は言わずお友だち、としか言っていなかったので驚きました。
なぜ亡くなったお友だちの名前を知っていたのか聞いてみましたが、「そんなこと言った? 」みたいな感じで自分でも良く分かっていませんでした。普段は同級生より少し子どもっぽい感じですが、たまに大人びたことを言うのでなにか不思議な力みたいなものを感じるときがあります。
著者:横倉和也/40代男性/小3.小6の姉妹の父。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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今回のように、パパの幼い頃の友だちの名前を言い当てるなんて、偶然とは思えず不思議な力を感じてしまいますよね。子どもならではの感受性や、説明のつかないような感覚に驚かされることもあるかもしれません。そんなときは無理に理由を探すのではなく、「そうなんだね」と受け止めてあげることで、お子さんも安心できのではないでしょうか。
続いてのお話は、祖母の家に行った時の不思議な出来事です。娘さんが仏壇の前で……!?
「一体誰と…?」仏壇に向かって会話をする娘→不思議なことは続くもので…!?
私の祖父は私が大学生のころに亡くなりました。祖父のことが大好きだった私は、娘が生まれてすぐに、祖父のお墓と祖母の家にある仏壇に娘の誕生を報告しに行きました。
娘が生後3カ月のころ、不思議なことが起こりました。祖母の家で祖父の仏壇がある部屋へ連れて行くと、泣いている娘が泣き止むのです。最初はみんなで「不思議だね〜! おじいちゃんがあやしてくれているのかもね」と話していましたが、娘が1歳半になるころ事件は起きました。仏壇の近くで娘がひとり遊びしているかと思いきや、仏壇の前に座って笑いながら誰かと会話しているのです。「ごはん食べた? みかん食べて!」と、祖父の大好物だったみかんを仏壇に置きながら話していました。
さらに次の日もまた仏壇の前で笑いながら話している娘。1歳半の子どもなので何を話しているかすべては聞き取れませんでしたが、そのあと私のところにきて「おじいちゃん、みかん欲しいって」と言うのです。祖母に伝えると、「そういえば昨日全部、お供えをおろしたところだった! 」と言うのです。娘は本当に亡くなった祖父から伝言を頼まれたのかもしれません。
よく考えると、娘は祖父の亡くなった日と同じ日付に、出産予定日よりも早く生まれてきました。そして、2歳半のときの娘の好きな食べものは、祖父が大好きだったものばかり。私たち家族は、何か娘と祖父に縁を感じていました。それからも祖母の家に行くと、必ず仏壇の前に座っては「おじいちゃん、ごはん食べてね」など声をかけている娘を見て、私も祖父と会話させてもらっている気持ちになっています。
監修:助産師/松田玲子
著者:なかまるあゆみ/30代女性・主婦。2019年生まれの男の子、2021年生まれの女の子を子育て中のママ。インナービューティーダイエットアドバイザー、食生活アドバイザーの資格を所持。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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娘さんは、きっと天国にいるおじいちゃんと楽しくおしゃべりしていたのかもしれませんね。小さい子どもは特に、不思議な体験をしやすいとも言われています。もし怖がったりせず穏やかにしているようなら、そっと見守ってあげましょう。時には、そんな不思議な体験をママやパパに話してくれることもあるかもしれません。そんな時は、しっかり耳を傾けてあげることで、お子さんも安心できるはずです。
最後は、会ったことのないはずの息子くんとおじいちゃんとのエピソードです。驚きの事実とは!?
祖父が亡くなってから生まれた息子→「会ったことある」と言い出し仰天!?
もうすぐ長男が誕生するというタイミングで、実の父が肺ガンで亡くなりました。私は父に、初孫の姿を一度でもいいから見せてあげたいと思っていたので、ものすごくショックで、しばらくそのことが頭から離れませんでした。
それから月日が経ち、息子も成長して幼稚園に入ったころのことです。ある日、亡くなった父の話をしていると、息子が突然「ぼくしってるよ、あったことあるよ、おじいちゃん」と言い出したのです。予想だにしない息子の発言に、え? どういうこと? と一同あんぐり口を開けていました。私はまさかと思い、息子に父の写真を見せたのです……。
すると、息子は「うん、このおじぃちゃん。ぼくあってる。いっかいだけ、あそんだことある」と話すのです。息子の話を聞いて私は、天国のおじいちゃんが孫に一度だけ会いにきてくれたのだと思って、涙が止まりませんでした。
初孫を見せてあげられなかったことを悔やんでいた私の気持ちも、少し晴れたように感じました。息子の話の真意は謎ですが、不思議なことは起こり得るのかもしれない、それで誰かが救われるのならば、信じて前を向くこともアリだと思いました。
著者:りんこ/30代・女性・パート。在宅ワークをしながら子育て中。2児の兄弟のママ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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不思議だけど、どこか心がほっこりとするエピソードでしたね。亡くなったおじいちゃんも、きっとお孫さんに会いに来てくれたのかな? と感じられるような、不思議な体験。息子さんにとっても、おじいちゃんと出会って一緒に遊んだことがあるという記憶が、これからも心の片隅に残っていてくれたらいいなと感じました。
いかがでしたか? 今回は子どもが体験したちょっと不思議な体験や発言にまつわるエピソードをご紹介しました。大人にとっては「えっ? 」と驚くようなことでも、子どもにとっては特別な体験なのかもしれません。もちろん、怖い思いをするのは心配ですが、不思議だけどどこか温かい体験には、大切なメッセージが込められていることも。そんなときは頭ごなしに否定せず、子どもの気持ちに寄り添って話を聞いてあげたいですね。