同居の約束をし、多額の援助をしてもらって家を建てた長男・一郎は、何度も嫁レイコに義両親との同居を働きかけていましたが、そのたびにレイコがヒステリーを起こして夫婦喧嘩に。その姿に、義母も義父も同居をあきらめざるを得なかったそう。そんな話を聞いた三男の三郎は「俺が母さんと暮らすよ」と義母の面倒を引き受けたのです。
義母との同居を引き受けてきた夫にミツコは…
「俺が母さんと暮らす!」長男と二男にそう宣言して帰宅した三男・三郎。帰宅後、妻であるミツコに同居について相談しました。三郎に「母さんを引き取ろうと思うんだ」と相談されたミツコは、長男嫁のことなど、義実家が抱える問題に思いを巡らせながらも「うん、いいわよ」と快諾。娘たちが巣立った家で、夫と義母との三人暮らしを始めたのでした。
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結局、当初予定していた長男夫婦ではなく、義母は三男夫婦と同居することで決着したようです。これまでの長男嫁レイコの振る舞いや二男宅の事情から、ミツコは自分たちが引き取ることになることも、うすうす予想していたのかもしれません。それにしても、三郎のお願いに対して、すぐに「うん、いいわよ」と言えたミツコはすごい人だと思います。三郎はいい嫁をもったこと、そして長男一家にもミツコの度量に感謝してほしいものですね。