エレベーターが着いて、私が青ざめたワケ
旅館に到着し、チェックインを済ませて部屋でひと息ついた後、子どもを少し遊ばせ、みんなで温泉へ向かいました。
向かう途中、エレベーターに乗る必要があったのですが、人数が多すぎて1度に乗れなかったため、2台に分かれて乗りました。エレベーターが到着すると、もう1台はすでに着いていて、みんなの顔が見えました。
……と思った次の瞬間、私は青ざめました。
夫と一緒にいると思っていた、わが子の姿がないのです。慌ててみんなで探していると、別の階から来た3台目のエレベーターが到着し、その中から泣きながら知らない老人夫婦と一緒に降りてきました。一瞬目を離した隙に、そのエレベーターに乗ってしまったのです。
私と夫は、それぞれ相手が見ていると思い込み、動揺しました。やさしいご夫婦がわが子と一緒にいてくれたおかげで、けがもなく、大事にならずに済み、ご夫婦に心から感謝しました。
それ以来、常に子どもから目を離してはいけないなと思うようになり、近場の買い物や公園でのお散歩、遊び、近所のお祭りやイベントなどでは一瞬でも目を離さないよう心がけています。子どもはほんの数秒でもすぐどこかに行ってしまうものだと、気をつけなければならないと改めて実感し、深く反省させられた出来事でした。
著者:佐々木莉子/30代女性/2歳の子どもを育てる母。病院勤務。趣味は動画鑑賞。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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