隣のテーブルの家族にあ然としたワケ
隣のテーブルには小学3年生くらいの男の子を連れた家族がいました。私たちよりも少し後に来たその家族は、山のように料理を盛ったお皿をたくさん持ってテーブルに戻ってきたのです。料理を取りに行くたびに、毎回すごい量を持ってくるので思わずチラ見してしまっていました。
そして私たちよりも早く食事を終えたその家族。しかし、テーブルにはほとんど手をつけていない料理が大量に残されたままでした。親も子もそれをまったく気にする様子はなく、席を立って出口へ……。
私は料理を作った人や、食材の命への感謝がまるで感じられず、モヤモヤ。ビュッフェこそ、食べ物を大切にする姿勢が問われる場なのではないか、それを子どもに教える場面なのではないかと感じました。
すると息子が隣のテーブルを見て「ママ、ごはん残しちゃダメだよね? いっぱい残してるよ!」と言ってきたのです。私は「食べられるだけの量を取ってこようね」と言い、「残したらせっかく作ってくれた人がかなしいよね」と息子と話しました。
子どもは親の行動をよく見ており、親の感覚が無意識に植え付けられていくと思うと怖くなりました。息子の行動は私の行動として捉えて、日々の生活に気をつけようと思えた出来事でした。
著者:田中 紗奈/30代・女性・医療従事者。男の子を育てるママ。
イラスト:マキノ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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