ステーキのようにガブリと楽しむ!なすレシピ
最近、おかずに迷ったときによく見ている、企業HPの公式レシピ。家にある調味料で気軽に作れるのに、自分では思いつかない発想のものがたくさんあるんです。
なすを主役にしたものを探していたときに、キラリと目についたのが、ミツカン公式HPに掲載されていた「とろとろなすのにんにく焼き」。
名前からして美味しそうじゃないですか?
工程をざっくりお伝えすると、なすを贅沢に使って、にんにくと焼いて味付けするだけ。
10分以内で作れるのに、出来上がったそのビジュアルは、まるでステーキのようなんです。
ご飯のお供にもおつまみにもバッチリはまりそう。さっそく作ってみましょう!
ミツカン公式「とろとろなすのにんにく焼き」のレシピ
材料(2人分)
・なす…3本
・サラダ油…大さじ2
・にんにく…1かけ
・ベビーリーフ…適宜
【A】
・ぽん酢(ミツカン 味ぽん)…大さじ2
・みりん…大さじ1
今回はサラダ油の代わりに大豆油を使用、ベビーリーフの代わりに、冷蔵庫にあったレタスと水菜を添えることにしました。
作り方①なすとにんにくを準備する
ヘタを落としたなすを縦半分にしたら、両面に格子状の1cm幅の切れ目を入れましょう。
(筆者はうっかり皮側に切れ目を入れるのを忘れてしまいました。でも、片面でもしっかり味がしみ混んでいて、ジューシーでした!)
にんにくは薄切りにしてください。
【A】の調味料を合わせておきます。
作り方②にんにくを焼く
サラダ油をフライパンに入れて中火で熱したら、①のにんにくを入れます。カリッときつね色になったら、取り出しましょう。
作り方③なすを焼く
②のフライパンは洗わずそのまま使ってOK。油がはねないよう、なすはキッチンペーパーなどで軽くふき、皮の面を下にしてフライパンに入れます。
焼き目がついたら上下を返し、ふたをして約2分蒸し焼きにしましょう。
しんなりしたら【A】を回し入れ、上下を返しながら炒めからめてください。
作り方④盛り付ける
器に盛り、②のにんにくをのせ、お好みで、ベビーリーフを添えたら出来上がり。
【実食】なすステーキ!にんにく香って大満足
焼いているそばから、香ばしいにんにくの香りがキッチン中にただよい、もう待ちきれません。
ひと口食べてみると、なす全体ににんにくの風味がまわっていて、ほどよいパンチが口いっぱいに広がりました。これは食欲をかき立てられます……!
そして何より、主役のなすがとろっとろ。皮目は香ばしく、中はトロリとやわらか。とろけるステーキのようで、ひと噛みごとにじゅわっと旨みがあふれます。
なすってこんなにジューシーだったんだ……と驚き。そこにカリッと焼いたにんにくの食感が加わって、よいアクセントになっています。
油を吸ったなすは少し重たく感じることもありますが、ぽん酢の酸味が全体をキュッと引き締めてくれて、無限に食べられそうな勢いです。
ちなみに、いつもは野菜にはノーコメントな夫が、食べた瞬間「これ、なすのステーキ?うまっ!」と大興奮。ペロリとたいらげていました。
お好みで青ねぎや大葉をカットしてのせると、彩りも出て、よりさっぱりと食べられそうですね。
なす丼でボリュームアップも◎
そのままでももちろん美味しいですが、筆者のおすすめはご飯にのせていただく、どんぶりスタイル。
なすのみずみずしさと香ばしいにんにくの効いたタレが、白ご飯にからんで、たまらない一杯になります。
これはこの夏、何回も作りたいレシピに仲間入りしました。
シンプルなのに感動!なす×にんにく×ぽん酢の最強トリオ
にんにくの香ばしさ、なすのとろける食感、そしてぽん酢のさっぱり感。この3つが一体となって、シンプルなのに奥深い味わいが楽しめました。
簡単に一品仕上げたいときにもおすすめ。冷蔵庫に余っているなすが、主役のおかずに変身しますよ。