息子を車で迎えに行くと……まさかの展開!
待ち合わせ場所に着くと、見覚えのない小学生の男の子が笑顔で手を振りながら駆け寄って来たのです。私は「誰だろう?子どものお友だちかな?」と戸惑いながらも様子を見ていました。すると、その子は迷いなく私の車に乗り込んできたのです。しかし、私の顔を見た瞬間、男の子の表情が固まりました。「あれ?」という顔の後、みるみる青ざめて車を降り、慌てて走り去って行ったのです。どうやら迎えに来るはずの人と私を間違えたようでした。わずかな時間でしたが、お互いに強烈な驚きと気まずさを味わった出来事でした。
◇ ◇ ◇
あの出来事以来、その子とは一度も会っていませんが、きっと誰かと間違えられたのでしょう。とはいえ、あの満面の笑顔とためらいのない全力の乗り込みは、私の中で今も伝説級のインパクトを残しています。以来、迎えの場面では「間違われる可能性」も頭に入れるようになりました。笑える出来事でしたが、同時に油断大敵だと教えてくれた貴重な経験でした。
著者:山田春香/30代女性・会社員/6歳と10歳の兄妹を育てる母。保育所勤務。趣味は映画鑑賞とサウナ。
イラスト:いずのすずみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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