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「昭和の考え方だね」年下上司の暴言にひと言!会議室の空気が一変した理由とは【体験談】

数年前、私がまだ50代に入ったばかりのころ、勤務していた企業での出来事です。私の上司は、いわゆる「マウントを取りたがる」タイプの人でした。

私を見下す年下上司

その上司は年下であるにもかかわらず、ことあるごとに見下すような言動が目立ち、特に年齢や世代を理由に、私の意見を軽く扱うことが多くありました。

 

ある日、部署の方針について意見交換をしていたときのことです。私はこれまでの経験を踏まえた提案をしたのですが、上司は鼻で笑いながら「昭和の考え方だね、今の時代には通用しないよ」と一蹴してきました。

 

抑えてきたものが静かに爆発して

その瞬間、今まで抑えていたものが堰(せき)を切ったように込み上げてきました。何度も我慢してきたけれど、その日はさすがに腹が立ちました。私は静かに、こう言い返したのです。

 

「あなたが“今の時代”って言うたびに思うんですけど、私はその“今の時代”の中でちゃんと働いて、結果も出していますけどね」

 

会議室が一瞬静まり返り、次の瞬間、同僚たちの間からクスッと小さな笑いが漏れました。上司はばつが悪そうに顔を赤らめ、「まあ、それは……たしかに」と話題をそらしました。

 

 

あきらかに態度が変わった上司

その出来事を境に、上司の態度はあきらかに変わりました。以前のように私の発言を軽視することが減り、むしろ「あなたの経験を参考にしたい」と意見を求められるようになったのです。

 

この出来事は、私にとって忘れられない瞬間となりました。年齢を理由に遠慮したり引け目を感じたりする必要はなかったのだと、自分の中ではっきりと気づけたのです。

 

まとめ

言うべきことを冷静に伝えることで、空気は変えられる。自分の経験や言葉に自信を持つことの大切さを、改めて実感しました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:山口桃子/50代女性・会社員。

イラスト:sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

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