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ママ友の子がわが家のソファにペンで落書き「うちの子乱暴でさぁ〜」笑って終わり?我慢できずに私は…

年少の娘と同じ幼稚園に通う、仲良しの男の子Aくん。子ども同士のように、親同士も仲良くできると思っていました。しかし、Aくんママの発言にモヤッとして……。

 

ママ友の態度にモヤッ…

娘と仲良しの男の子Aくん。同じ年少さんで、幼稚園でよく一緒に遊んでいるらしく、週末になっても「Aくんと遊びたい!」と娘がうれしそうに言ってくるほどです。最初はそんな仲良しの2人が微笑ましくて、何度かうちに遊びに来てもらっていました。

 

しかし、元気な男の子だからか、Aくんは毎回なにかしらわが家の物を壊していくのです。おもちゃのパーツを引きちぎる、棚の上の小物を落として壊す、ペンでソファに落書き……。幸いにもペンは水性で、ソファもカバーの洗濯だけで済んだこともあり、最初は「大丈夫、まだ小さい子どもだしそんなこともある」と笑って受け流していました。

 

 

しかし、それが毎回となるとさすがに気持ちが重くなるのが正直なところ。Aくんママはそのたびに「ごめーん、ほんと男の子って乱暴でさ〜」と謝ってくれますが、どこかもう諦めている様子で、野放しです。大切にしていた雑貨を壊されたときは、「これは弁償してもらいたいくらいショックだな……」と心の中で思いましたが、Aくんと仲良く遊ぶ娘のことを思うと、Aくんママとの関係を壊したくない気持ちにもなり、素直には言えませんでした。

 

そんな中、今度はこちらがAくんの家にお邪魔することに。少し不安はあったのですが、娘も楽しみにしているしと思い、深く考えず遊びに行きました。

 

 

ところが、遊びの途中で娘が「Aくんは赤ちゃんね! 私はママ!」とおままごとを仕切るようなことを言ったとき、Aくんが戸惑った顔をしたせいか、Aくんママが即座に、「Aくん気にしないのよ~、女の子って姫だからワガママなの、言うこと聞いてあげて~」とフォロー。その言い方がどうにも引っかかり、娘を悪者扱いされた気持ちになりました。娘は聞こえていたのか聞こえていなかったのか、特に気にしていない素振りだったので、私はAくんママに言い返すこともできず、その場は流れていきました。

 

しかし、帰り道、娘がポツリと「Aくんのところ、もうあんまり行きたくない」と言ったのです。どうやら娘にもAくんママの発言が聞こえていたようで、私と同じようにAくんママの態度にモヤモヤしたものを感じたようでした。

 

 

その言葉に、「そんなことを思わせてしまって申し訳ない」と思いながらも、「娘がこんな思いをするぐらいなら行かなくていい」と考え、どこか少しホッとした自分がいました。そのとき、自分の中で、Aくんママの気づかいのない態度がかなりのストレスになっていたと気づいたのです。

 

娘には、Aくんママの言葉に私もすこしモヤモヤしたという共感の気持ちを正直に伝え、Aくんとは幼稚園でたくさん遊ぼうと話しました。そして、わが家でAくんが物を壊したりらくがきしたりしたときのママの態度や今回のこともあり、我慢の限界を迎えた私はAくんママとうまく距離をとり、これ以降お宅には伺っていませんし、わが家に招くこともなくなりました。

 

娘がしょんぼりすることになるなら、早々にママ同士の距離を見直しておけばよかったと後悔……。以降もとても仲良しな娘とAくんを見て、親同士は無理をしてまで付き合わなくてもいいのだと実感した出来事でした。
 

 

著者:長嶺りょう/30代・主婦。3歳の女の子を育てるママ。寝る瞬間までおしゃべりを続ける娘の横で白目をむきながら、大好きな推しのことを考えて現実逃避中。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

 

 

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