「仕返しも頭によぎった」夫の止まらない元カノ話。嫉妬深い私が抱いた意外な感情とは

 

私はもともと、嫉妬深くて束縛気質な性格です。これまで付き合ってきた人には、位置情報を共有してもらったり、他の女の子の連絡先をすべて消してもらったりしていました。

 

でも、今の夫は浮気の気配などまったく感じられない人。だからこそ、「結婚したからには、こういう束縛はやめよう」と自分で心に決めました。

 

そんな私の気持ちを知ってか知らずか、夫は時々、自分の「元カノ」の話をしてきます。ただ、それで私を誰かと比べるような発言をするわけではないので、今までは聞き流せていました。

 

でも、ある日。その日はいつもとは様子が違いました。何かスイッチが入ったかのように、元カノの話を延々と話してくるのです。「コンカフェ（コンセプトカフェ。メイドカフェなど、特定のテーマに沿った接客をするカフェ）で働いていた、すごくかわいかった元カノの話」や、「前に同棲していた彼女とは、最高で1日に何回行為をしたか」といったようなエピソードが次々に飛び出してきました。

 

それらの話を聞いて、自分でも意外だったのですが、怒りよりも先に、心がすーっと冷めていくのを感じました。

 

「私が元カレの話をしたら、この人はどう思うんだろう」と、ふと考えてしまいました。もちろん、仕返しをするつもりはありません。でも、そんなことが頭をよぎってしまうくらい、心がざわついていたのだと思います。

 

それ以外は本当に良い夫なのに。今も、そのことだけが心の中で引っかかっています。

 

もし、このモヤモヤがどうしても晴れない日がきたら、私が今入れているタトゥーが、実は“元カレ”と一緒に入れたおそろいのものだということを、思い切って伝えてしまおうか……そんなことを考えながらも、なんとか気持ちを整理しようと、今日も過ごしています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※AI生成画像を使用しています

 

著者：桜田成海／20代女性・主婦

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年7月）