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「え?もしかしてわざと?」親戚の前で私のワンピースに醤油をドボドボこぼした義母…気づいた義母のまさかの行動とは

夫の親戚が一堂に会する大きな集まりでのこと。小さな子を抱えながら、やっと席についたそのとき、義母が私の皿に醤油を注ごうとして──新調したワンピースの上にドボドボと……。偶然のハプニングなのか、それとも別の思惑があったのか。あの日から私の胸にはモヤモヤが残っています。

 

義母の嫁いびり疑惑

その集まりは、夫の叔母の家に親戚が20人ほど集まる大規模な会でした。台所は終始慌ただしく、女性陣は料理と小さな子の相手で走り回っていました。笑い声と食器の音が重なり、落ち着く暇がありませんでした。

 

ようやく席に着き、1歳の次男を抱いたまま食事を始めたときです。私の隣に座って、向かい側に座っていた叔母と喋っていた義母。目線は叔母の方に向けたまま、「チルちゃん、お疲れさま。お刺身にこれつけるとおいしいよ」と言いながら、高級醤油を私の醤油皿に注いでくれたのはいいのですが、こちらを見ていなかったので、お醤油は皿ではなく私の新しいワンピースの上にドボドボと……。

 

 

1歳児を抱いていて、とっさに避けることもできず、新調したワンピースはお醤油まみれに。薄いピンクの生地だったので、シミは消えず、結局二度と着られませんでした。

 

義母に悪意はなかったと信じたいのですが、皿を見ずにお醤油を注ぐという行動にはモヤモヤが残ります。また、私の服にこぼしてしまったことに気づいても、義母が謝ることはありませんでした。テーブルの会話は続き、笑顔のふりをしながらワンピースに濡れ布巾を押し当てていた私。謝らず、平然と談笑を続ける義母の様子に、なんだか悲しくなりました。つい、どさくさに紛れての嫁いびりだったのではないかと疑ってしまう自分がいます。それ以来、義母と同席するときは、新しい服やお気に入りの服は着ていかないことにしました。

 

 

未だにあれが嫁いびりだったのかどうかは定かではありません。けれど、あのときの義母の素知らぬ顔を思い出すと、どうしても心がざわつきます。今では子どもたちも成長し、集まりの形もずいぶん変わりましたが、だからこそ無理にわかり合おうとせず、ほどよい距離を保つことが自分の心を守る一番の方法だと感じています。

 

著者:白川チル/50代女性/2人の息子の母。長男は家を出て、現在は次男と夫の3人暮らし。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

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