なんでもうれしかった独身時代
私の夫は交際しているときから、記念日ではない日にもプレゼントをくれる人でした。小物から洋服、靴、美容家電まで、当時の私は彼がくれるものならなんでもうれしかったです。
また、私だけではなく家族にも贈り物をよくする人で、そこが彼の長所だと思っていました。
子どもが生まれると…
しかし、結婚して子どもができてから、私の気持ちに変化が。子育てには何かとお金がかかるため、将来の学費などを考え、なるべく貯金をしたいと思うようになったのです。
そんなある日、結婚記念日に夫は大きな花束をくれました。レシートを確認すると、なんと1万円。気持ちはうれしかったものの、「花束に1万円か」「1万円あれば子どものいろいろなものが買えるのに」と考えてしまい……。
私を喜ばせたいという夫のやさしさは十分に伝わったものの、時間が経ち枯れていく花束を見ながら、「あ〜、1万円が消えていく」と複雑な気持ちになったのでした。
結婚して、夫婦でお財布が一緒になったことも、彼のお金の使い道が気になるようになった要因だと思います。
夫には「買ってきてくれてありがとう!」と感謝を示しつつ、「今度は花束よりも実用的なものがいい」との要望を伝えました。
著者:宮田しほり/30代女性・2019年、2022年生まれの男の子2人を育てるママ。おでかけ情報や女性向けの情報を扱うライターとして活動。自身の経験をもとに、女性の人生が楽しくなるような記事の執筆を心がけている。
作画:おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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