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夫「PTA役員を引き受けてきた」夫の独断が臨月の妻を救急搬送へ追い込んだ衝撃のPTA事件とは

10歳、7歳の姉妹を育て、7年ぶりに第3子を授かった私。つわりが長引いてPTA役員決めの会合に行くのがしんどかったため、夫に代打を依頼。「ベルマーク係になってね」と伝え、送り出しました。しかし、帰宅した夫が放ったのは、「役員を引き受けてきたよ」とのまさかのひと言! その結果、大変な事態が起きてしまったのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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つわりがひどく、夫にPTA懇談会出席を依頼

夫の独断が臨月の妻を救急搬送へ追い込んだ衝撃のPTA事件

 

夫の独断が臨月の妻を救急搬送へ追い込んだ衝撃のPTA事件

 

夫の独断が臨月の妻を救急搬送へ追い込んだ衝撃のPTA事件

 

夫の独断が臨月の妻を救急搬送へ追い込んだ衝撃のPTA事件

 

 

夫の独断が臨月の妻を救急搬送へ追い込んだ衝撃のPTA事件

 

夫の独断が臨月の妻を救急搬送へ追い込んだ衝撃のPTA事件

 

夫の独断が臨月の妻を救急搬送へ追い込んだ衝撃のPTA事件

 

 

私は現在、10歳、7歳、1歳の3きょうだいを育てる36歳の母親です。次女が6歳になったとき、待望の第3子を妊娠。しかし、第3子は3人の中で最もつわりがひどく、食欲も落ちて妊娠中なのに体重はむしろ減る一方でした。妊婦健診でも栄養を取って休養するようにと言われますが、なかなかそうもいかず、毎日ヘロヘロに疲れながら家事と育児を頑張る日々。家事代行サービスにも頼りながら、なんとかやり過ごしていました。

 

妊娠生活も7カ月に差し掛かった4月のある日、娘の小学校のPTA懇談会開催のお知らせが。役員決めに欠席すると、役員や大変な係を押し付けられることもあるため、なるべく出席したいところです。しかし懇談会が近づくころから私は体調が悪くなり、夫に「係決めに行ってきてくれない?」とお願いしました。夫は「いいよ」と快諾し、有給休暇を取得して平日昼の話し合いに出席してくれることになったのです。

 

 

役員引き受けた!でも「俺がやる」と夫が活動

PTA役員に選ばれると、学年行事や学校行事の準備、運営、会議などにも出席しなければならず大変です。一方、役員ではない係は、ベルマーク係や朝のあいさつ活動係など、割り当てられた日程でスポット的に参加するだけでよく、負担は段違いです。今年は「役員は大変だから、ベルマーク係に志願してね」とお願いすると、夫は「わかった、わかった」と答えて懇談会に向かいました。

 

ところが、夫は帰宅するなり「役員を引き受けてきた」とひと言。私は驚いて「どうして? 役員は避けてって説明したじゃない」と返します。しかし夫は、「しょうがないだろ。誰もなりたがらないから、仕方なく引き受けたんだよ。大丈夫、俺が仕事を調整してやるから」とこともなげに言うのです。

 

私は「そんなふうにうまくいくはずないじゃない」とあきれ、ため息が出ました。しかしその後、夫は「俺がやる」の発言通り、会議に出たり学校行事の手伝いに参加したり奮闘。私も「なんだ、働いていてもやればできるじゃん」と夫を見直しました。

 

夫に重要な仕事。代打で学校に向かう途中…!

しばらくたったある日、夫が私に「今週末の学年行事、代わりに出てくれない? 会議があるんだ」と頼んできたのです。私は臨月に入っており、いつ子どもが生まれてもおかしくない状態。体もしんどい時期でしたが生まれてからは何も手伝えないし、夫が引き受けた役員だから、と考えて会合に出席することにしました。

 

その日は気温の高い7月の夕方で、私は徒歩で学校へ向かう途中になんと破水、出血したのです。近くにいた通行人の方に救急車を呼んでもらって救急病院へ搬送。息子は命に別状はなく生まれてきましたが、私は産後に異常出血して、一時生死をさまよう事態にまで陥りました。無事に処置を受け回復しましたが、夫は私にPTA役員の会合出席を頼んだことを悔い、「本当にごめん。臨月の大変なときに悪かった」と謝ってくれました。

 

まとめ

夫は、妻が妊娠しているときに、役員を軽々しく引き受けるべきじゃなかったと、とても後悔している様子でした。しかし、どの家庭にも都合があり、業務の多い役員をするのは大変です。PTA活動や役員のあり方を考えていかなければと、夫は逆に改革にやる気を見せています。

 

私自身は3人目の出産だから大丈夫だとむやみに過信せず、自分をいたわるべきでした。思えば、あのときは無理をせず、会議を欠席する選択肢もあったはずです。役員活動をするにも、出産や子育て、家庭の事情などを踏まえ、それぞれの役割のバランスを考えながら、無理がないようにすることが大切だと学んだ出来事です。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:高尾 あゆむ/10歳7歳1歳の子を育てる30代の母親。第3子妊娠を機に仕事を辞め、しばし子育てに専念している。歩いてモンスターを倒すスマホゲームにはまって、産後7kgのダイエットに成功。

マンガ/山口がたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

 

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