頑張りすぎない!メカニズムを知って母乳分泌をラクにアップさせよう

2019/03/12 20:00
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赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師の榎本さんが、母乳分泌のメカニズムを使った効果的な母乳量をアップさせる方法を紹介しています。
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授乳

 

赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師の榎本さんからメッセージです。

 

こんにちは、助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本です。今日は、母乳の出をよくするためにできることについてご紹介します。頑張り過ぎて息切れしないように、母乳分泌のメカニズムを使った効果的な母乳量をアップさせる方法をご紹介します。

 

母乳を増やすためにはタイミングがある!頑張りどきを見極めよう

最初産後9日までは、母乳はホルモンで増えます。たくさんおっぱいを吸わせることで、母乳分泌を促進するホルモンが分泌され母乳が増えていきます。回数が多ければ多いほど効果的です。授乳間隔は気にせずに、何回も吸ってもらいましょう。

 

この時期に分泌が少なくても、心配しなくても大丈夫です。母乳育児は退院してからがスタートです。ここで頑張ってたくさん吸わせることで分泌は徐々にあがります。生後1カ月過ぎ、母乳分泌が軌道にのってくると後の授乳期間がグーンとラクになります。

 

母乳分泌が軌道にのってきたら回数よりも一回の授乳をしっかりと

産後9日を過ぎると、前回の授乳でどれだけ母乳を排出したかで次の母乳量が決まります。つまり、1回の授乳でどれだけ母乳を排出したかが重要になります。もちろん母乳分泌を促進するホルモンも母乳分泌を増やすためには必要ですが、最初の頃に比べると少ない量でも分泌を維持できるようになります。


母乳を赤ちゃんが飲みとる母乳量は、乳房内の最大母乳量の約8割といわれています。残った約2割の母乳はいらなかった分と認識され、分泌をセーブしていきます。飲んでもらった後に搾乳をするとさらに効果的です。


夕方〜夜にかけては、もう母乳が出てないと感じるくらい、しっかり吸われることによって夜中に母乳量がグーンとアップします。


おっぱいだけに注目しないで!ベースの体調を整えよう

母乳をたくさん出そうとすると、どうしてもおっぱいばかりに目がいってしまうものです。おっぱいの調子を上げるためにはベースの体調を整えることが大切です。特に冷え性や肩こりがあると母乳分泌があがりにくいこともあります。


身体を温めるために、湯船にゆっくり入ったり、温かい飲み物をとるようにします。肩周り〜肩甲骨周辺の血液循環を良くするために、マッサージやストレッチ、肩回しなどをすると効果的です。セルフケアでは難しい頑固な症状の方は、漢方・整体・鍼灸などの東洋医学の力を借りても良いかもしれません。

 

母乳分泌をあげたいと思っても、頑張り過ぎるとモチベーションが落ちてしまいます。頑張るタイミングを知ってメリハリをつけることで、無理なく母乳分泌をあげていけますよ。

 

監修者・著者

助産師 榎本美紀

国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー


2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室


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