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「入院しているはずの義母」が旅行先に!?混乱する私に突きつけられた衝撃のひと言

私は銀行マンの40代男性。平均より高収入ですが、倹約に努めています。とはいえ家族のためにはケチりたくなく、先日も妻と娘と3人で旅行に出かけました。すると旅先で、入院しているはずの義母と遭遇したのです。1年ほど前に、妻から義母が重い病になったと言われて仕送りも渡していたのに……。

 

義母が病になり…

「あの元気なお義母さんが病気になるなんて、驚きだな……」。私は妻から聞いた、義母入院の知らせに少なからずショックを受けていました。

 

「うん……それでね、治療費がかかるって……」と言う妻に、私は提案。「仕送りしよう。せめて体調が回復するまで。入院費とか家の管理とか、そうだな。毎月30万円くらいでもいいかな?」

 

妻はとても感謝してくれ、私も仕事は家族のためにしているのだと改めて実感。「それに、お見舞いにも行かないと……」と伝えました。

 

しかし、妻は顔を曇らせました。「いや、それが、母はお見舞いには来てほしくないみたい。弱ったところを知り合いに見せたくないって。母はプライドが高いから、会いに行くのは回復してからにして?」

 

たしかに、義母はいつも元気でおしゃれで外交的なタイプ。本人が嫌がっているのに「無理やり押しかけるのも」と思い、私は妻に仕送りのお金を託すことにしたのです。

 

家族サービスで東京観光

それから数カ月後。私は妻と娘と、東京に2泊3日の観光に来ていました。妻たっての希望で、久しぶりに家族旅行をしようという話になったのです。充実した東京巡りの1日が終わったころ……。義母から突然私のスマホにメッセージが届きました。

 

「あなたたち今、もしかして東京にいる? 似た人を見かけたのよ」「お義母さん! すみません、お義母さんが大変なときに……。家族で東京に来ていまして……」

 

「あなたたちも観光? 偶然ね!」

 

「お義母さん、大丈夫なんですか!?」

 

「え、何の話?」

 

「入院してるって聞いてて…」

 

妙に元気な調子に私は「?」。「まさか病院から抜け出してきました? 早く戻らないとダメですよ!」と私が慌てて返信すると、すると義母は「私も東京にいるの!」と言うです。義母は笑って電話をかけてきました。「何のお話? 入院なんて10年以上していないわよ。ここ数年、風邪すらひかないほど元気だもの!」。

 

私は思わず「妻からご病気だって聞いて……。治療費として、月30万円ほどお送りしているくらいですから、大変なときなのでは?」と、入院費と仕送りのことも聞いてしまいました。すると義母もビックリした様子。「ええっ? そんなお金受け取っていないし、そもそも私ピンピンしているわよ!」

 

 

悪事は隠せない

そう、義母の入院は妻のウソで、妻がお金を何かに使っていたということになります。まさかこんな形でバレるとは思っていなかったでしょうが、問題はなぜそんなウソをついたのか?

 

旅先とはいえ後回しにしたくなかった私は、娘が宿の温泉に入っているときに妻に詰問。「お義母さんの病気のこと、ウソだったんだな。毎月30万円渡していたお金は、何に使っていた? くだらないウソをつくなんて、良いことじゃないって想像がつくけど……」

 

妻は真っ青になった後、泣き出して謝罪してきました。「ホ、ホストの知り合いがいて、借金で生活が苦しいみたいで。かわいそうだから生活費を支援してあげたかったの」

 

私はため息。妻は結婚前ホスト通いを趣味としていたのです。結婚時にすっぱり縁を切ると約束したのに……。「娘もいるのに隠れてホスト通いか。今バレなかったら、ずっと貢ぎ続けるつもりだったの?」

 

「やめようとは思っていたのよ。信じて!」

 

私の心は冷え切ってしまいました。約束を破ってホスト通い、しかも私をだまし、義母を病気にしてまでお金をつぎ込んでいたなんて……。娘と義母と私への裏切りです。

 

「これが最後の家族旅行だからな」

 

私たち夫婦はその後、離婚。娘は私が引き取って育てています。元妻の婚姻中の「散財=ホスト通い」が激しかったことが証明されたため、私が親権を取りました。義母は完全に失望し、元妻を勘当したそうです。

 

相変わらず義母は元気で、病とは縁のない生活をしています。妻とは絶縁しましたが、義母には孫の顔を見せに時々会いに行っています。このまま長生きして、孫の成長を見続けてほしいと思います。

 

--------------

結婚して娘もいるのにホスト通い。あまつさえ、夫をだましてお金を融通していたとは……。しかも自分の母親を病気にするというウソをついていたのですから、悪質ですよね。悪いウソはいつかバレるもの。正直に誠実に生きるのが一番ですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※AI生成画像を使用しています

 

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