助産師高杉のリアル妊婦日記1 想像以上につらかったつわりはコレで解決

2019/03/12 21:30
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助産師に相談コーナーで人気の高杉さんは現在、妊娠35週。実際の妊婦生活の中で体験したことから、助産師さんとして、妊娠中の辛い!困った!を解決するヒントをお届けする日記がスタート。今回はご自身の体験を踏まえた、じょうずなつわりの乗り切り方です。
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つわりのイメージ

 

こんにちは。助産師の高杉です。37歳、初産婦、現在妊娠35週です。趣味は助産師! と胸を張って言えるほど助産師の仕事が大好きな私が、妊娠して、これから1人のママになろうとしています。


つわりや切迫早産、逆子など妊娠中のトラブルも体験しながら、働きながら妊娠中を過ごすことの大変さを身をもって体験しています。その中で、たくさんある知識や経験を活かして、大変な時期を乗り越えたり、少しでも楽に妊娠中を過ごしたり、ワクワクする気持ちを大切にできたのか、ここでご紹介できたらいいなと思います。

 

妊娠後期になると、大きくなってきた子宮の一番上が胃の付近までくることにより胃を圧迫したり、子宮の周りにある腸も圧迫するのでつわりのときのような吐き気や嘔吐、腹満感などの症状が出現しやすくなります。いわゆる「後期づわり」です。私も現在、後期づわり真っ最中ですが初期のころのつわりの経験を活かしながら過ごしています。今回は私が初期のころのつわりをどう乗り越えてきたのかお伝えしていきます。

 

つわりの時期や程度は人それぞれ。私の場合は…

妊娠初期のつわりの時期や程度は人それぞれです。早い方は妊娠4週ごろより始まる方もいれば、まったくない方もいます。また、一般的には妊娠15週前後には症状が軽快する方が多いようです。妊娠16週ごろには胎盤が完成することによりホルモンバランスが落ち着いてくるので、それもつわり症状が軽快してくる原因の1つではないかと考えられています。

 

症状としては、胃のむかつきや嘔吐などの胃部不快感、味覚の変化や食欲不振、また食欲が増加する方もいます。消化器症状以外にも、眠気や疲れやすいなどの症状もつわりのときによくみられます。つわりの原因はホルモンの影響ではないかともいわれていますが明らかにはなっておらず、つわり症状がない方もいるので、ホルモン以外のさまざまな要因が関係しているのかもしれませんね。


私の場合、妊娠4週ごろより、だるさやムカムカが始まり、妊娠6週のころにはすでにつわりのピークを迎えていました。横になってもきつくて、常に二日酔いのような胃のむかつきがあり、吐いてもすっきりせず、食べられるものもほとんどありませんでした。

 

また、眠いという症状はなく、むしろ、ムカムカのせいで夜も眠れなかったので、常に睡眠不足という状態でした。そのため余計に日中きつさを感じていました。しかし、仕事もしていたので、どうにかして楽に過ごせる方法はないのか、知識を生かしながらいろいろ試してみました。

 

つわりの時期はこうやって過ごしたら楽でした!

まずは、締めつけられることによって胃の不快感などが増すので、少しでも楽に過ごせるように早い時期からゆったりした服装で過ごしました。デスクワークは目が疲れることによってきつさが増してくるので、適度に休息をとることによって仕事も続けることができました。同様に家事も無理なく手を抜いたり、ご主人やご家族に頼ることが楽に過ごせるポイントです。


また、私の場合はバス通勤で混雑もあまりなく、乗車時間もそれほど長くなかったので負担は少なくてありがたかったですが、通勤が心身ともに負担になる方も多いでしょう。通勤方法を楽な手段に変えたり(人によっては電車よりバスのほうが楽な方もいれば、車酔いしやすい方は電車のほうがいいかもしれません)、混雑を避けて通勤時間をずらすこともいいと思います。また、車の運転は注意力散漫になりやすいので気をつけなければなりません。


それから、帰宅したら、すぐに横になって、一度お休みしていました。時間があるときにはこまめに横になって過ごすことによって睡眠不足のきつさを補っていたり、疲れやすさへの対処行動になっていました。


また、私の場合は直属の上司や一緒に仕事をしているチームメイトには妊娠が判明した時点から相談していたので、体調に配慮してもらえたこともありがたかったです。妊娠の報告の時期はみなさんが悩まれることの1つです。初期の流産の可能性は妊娠の1割の確率であります。私も出血して急遽お休みをいただいたこともあるので、安定期に入るまでは周りには伝えたくない思いもとてもよくわかります。しかし、初期のころこそ、このように体調がつらかったり、出血がすることもあるので、仕事量を調整してもらったり、お休みしやすい環境を整えてもらうことも必要だと思います。

 

つわりとの過ごし方のポイント

1)ゆったりとした服装で過ごす
2)仕事や家事は適度に休息をとりながらペースダウン
3)時間があるときは横になって身体を休める
4)直属の上司には早めに妊娠報告をして仕事や通勤など相談しやすい環境づくりをしましょう
5)ご主人やご家族にも頼りましょう

 

今回はつわりの症状やその症状に合わせて楽に過ごせる方法について私の体験を交えてお話ししました。もちろん、症状は人それぞれなので、自分のお身体と相談しながら楽な方法を見つけていけるといいなと思います。

 

次回は、じょうずにつわりとつきあうための食事についてお話しします。
 

監修者・著者

助産師 高杉絵理


大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。



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