思いやりのない夫を注意してくれたのは?
夫の提案で、当時4歳と2歳の姉妹を連れて、家族でホテルのバイキングに行くことになりました。
まだ手のかかる子どもたちを連れて外食をするのはフードコートが主で、久しぶりの少し高級なお店に期待が膨らんでいたのも、つかの間。席に案内され、私が子どもたちを椅子に座らせている隙に、夫はさっさとバイキングコーナーへ行ってしまいました。
子どもの分を取ってきてくれるのかな? と待っていると、戻ってきた夫が手にしていたのは、焼きたてをスライスしてもらったステーキ肉1枚が載ったお皿だけ。「子どもの分を持ってきてくれると思ったのに、どうして自分のだけなの!?」と尋ねると、「いや、ちょうど焼いていたから。子どもが何食べるかわからないし、取ってきてよ」と開き直るではありませんか!
おなかを空かせた子どもたちのため、私は反論を諦めてバイキングコーナーに向かいました。子ども用のおかずを取って席に戻ると、空になったお皿が置かれたテーブルに夫の姿はなく、なんとご夫婦で隣の席にいた60代くらいのご婦人が子どもたちをあやしていてくれたのです……!
「すみません! ありがとうございます」とご婦人にお礼をし、私1人で2人の子どもたちに食事をさせていると、夫が戻ってきました。「子どもたちを置いてどこに行っていたの!?」と詰め寄ると、「肉を食べたら飲み物が欲しくなって……ビール取りに行っていた」とあっけらかんと答える夫にあ然。
「私の誕生日なのに……」と何の気づかいもない夫に怒りを通り越して悲しくなってきたとき、隣から声が掛かりました。「お母さん、お子さん2人をひとりで面倒見て偉いわねぇ。お父さんも、奥さんを褒めてあげてくださいね。ご不在の間、ずっと頑張ってらっしゃいましたよ」と、先ほど子どもたちをあやしてくれていたご婦人が夫へ言ってくれたのです。
思わぬところから注意された夫は、「どうも」とだけ答え、再び席を立ちました。今指摘されたばかりなのにと呆れていると、戻ってきた夫の手にはケーキが。「せっかくの誕生日なのにごめんね。いつもありがとう」と謝りながら私に差し出してくれた夫を見て、大目に見ることにしたのでした。
今回の件を通して、自分のことしか考えない夫には、子どもたちのことを第一に考えることを徹底するよう約束してもらいました。あれから2年経った今では、夫婦で協力して育児ができていると実感しています。自由と自分勝手を履き違えず、保護者として子どもから目を離さないよう、責任ある行動をしてもらいたいと思った出来事でした。
著者:田村ゆい/30代・ライター。おしゃまな6歳とマイペースな3歳の姉妹を育てる母。夫が単身赴任中のため、毎日ワンオペで奮闘中。賑やかな娘たちと慌ただしい毎日を過ごしている。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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