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「そのベンチ、うちのだから!」動物園で休憩中に怒号⇒他も空いているのになぜ?信じがたい要求に驚愕

家族で人気の動物園へ出かけたときのこと。2歳になる娘は初めて見る動物たちに大興奮で、私たちもその笑顔に癒やされる、楽しいひとときを過ごしていました。お昼どきになり、持参したお弁当を広げられる休憩スペースを探していたところ、木陰のベンチが空いていたので荷物を置いて一息つこうとしました。そのとき……。

動物園で木陰のベンチに座ろうとしたら…

突然「すみません!」と大きな声が聞こえました。振り返ると、ベビーカーを押した若い女性が少し離れた場所に立っています。「そちらのベンチ、うちの子が寝ちゃったので使いたいんですけど、移動してもらえない?」と、信じられない言葉が続きました。

 

周りには、まだ日陰になっている空いたベンチがいくつもあります。唖然としながらも、「あちらも空いていますよ」と冷静に伝えました。ところがその母親は納得せず、「でも、あっちの日当たりはイヤなんです!そこの木陰がいいんです!」と怒った様子で譲りません。

 

 

しまいにはベビーカーの中で眠る子どもを指さし、「かわいそうでしょ!」と半ば強引に訴えかけてきました。娘はそのやり取りを不思議そうに見つめています。

 

結局、言い争うのも疲れてしまい、私たちは別のベンチへ移動しました。相手の女性からお礼の言葉はなく……。自分の子どもを大切に思うのは当然ですが、それが他人への配慮を欠く理由にはなりません。公共の場では、誰もが気持ちよく過ごせるように、譲り合いの精神を持つことの大切さを改めて痛感しました。

 

◇ ◇ ◇

 

自分の子を大切に思う気持ちはわかりますが、それが周囲に迷惑をかける行動になっていないか、気をつけたいところ。公共の場では、みんなが気持ちよく過ごせるよう心がけたいですね。

 

著者:加藤うみ/30代 女性・会社員。3歳の娘を育てる母。動物園ではカワウソが好き。

イラスト:しおん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

 

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