予約した席に、先客が…
小さい子ども連れなので、指定席を予約し準備万全。乗車して指定された席に向かうと、そこには杖を持った70代くらいの女性がすでに座っていたのです。
「すみません、私たちが予約した席なのですが……」と私が声をかけると、その女性は「ああ、もう座っちゃったから。あなたたち、どこでもいいでしょ? 席はたくさん空いているじゃない。足が悪いから歩きたくないのよ」と軽くあしらわれてしまいました。
まさかの返答に驚きましたが、周囲の人はチラチラとこちらを見てくるし、子どもは抱っこから降りたがってぐずるしで、私は内心「え? どうしよう? どうすべき?」とプチパニック。車掌さんを呼ぼうか迷いましたが、そこまでするのも気まずくて、とりあえず空いていた近くの自由席に移動。でもずっと「なんで私が移動しなきゃいけないの……」というモヤモヤが消えませんでした。
すると数分後、別の親子がやってきて「すみません、ここ、私たちの席です」と迷惑そうな表情で声をかけられた私。なんと私が自由席だと思い、座ってしまっていた席は指定席だったのです。私はその親子に丁寧に謝罪し、席を立ちましたが、自分たちの席にはまだ女性が座っていて……もうお手上げ状態。もう一度女性に声をかける勇気も出せなくて、困り果ててしまいました。
そのとき、車掌さんが通りかかって、事情を話すとすぐに別の空席を手配してくれて、その後は、トラブルなく無事に目的地まで座って過ごすことができました。
あのときは「もういいや……」と我慢して終わったのですが、初めから駅員さんや車掌さんに相談すればよかったなと思いました。
子連れでの移動だからこそ、予定どおりに座れる環境は大事ですよね。困ったとときは、穏便に済ませるためにも、駅員さんや車掌さんには遠慮せず声をかけて、対応してもらうようにすると良さそうですね。
著者:あい うえこ/30代・女性・会社員。女の子1人を育てるママ。時短勤務。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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