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「金目当てだろ?」御曹司とお見合いをした私。暴言に耐えきれず、ランチを奢って店を出た結果…!?

私の父は経営者です。その父の影響を受け、私は大学を卒業してから4年ほど社会人経験を積み、その後、起業。社長として仕事に励んでいたある日、取引先企業の社長から「よかったら、うちの息子とお見合いしてくれないか?」との相談を持ちかけられ……。

社長の息子とお見合い

私はウェブデザイン関連の小さな会社の社長をしています。そんなある日、父とも面識があり、いつもお世話になっている取引先の企業・A社の社長がわが社に。仕事の話だけでなくプライベートな話もしていると、社長から「そろそろ結婚は考えているの?」と質問されました。

 

私が「結婚願望はあるので、いい人がいればいつでも」と答えると、「もしよかったら、うちの息子であるB男とお見合いをしてみてくれないか?」と提案されたのです。

 

突然の話に戸惑っていると、「お見合いと言っても、軽いランチデートでいいんだよ。B男のことが気に入らなかったら、すぐに帰ってもらってもかまわないから」とのこと。

 

それならと、私は息子さんとデートをすることにしたのでした。

 

横暴な態度のB男

そしてデート当日。私は時間通りに待ち合わせ場所に到着しましたが、B男はなかなか現れません。待つこと30分、やっと彼が登場したのですが……。

 

「なんで社長の息子である俺が、こんなダサい女と一緒に、外を歩かなきゃいけねぇんだよ!」

 

いきなり暴言を吐いてきたのです。すぐに帰りたくなりましたが、レストランを予約してしまっており、私は「とりあえず、食事だけしましょう」とB男をレストランに連れて行きました。

 

食事中もB男の態度は最悪で、私に対して「お前、どうせ俺たちの金目当てでお見合いしたんだろ?」と発言。どうやら、B男は私や私の家族のことについて何も聞いていないよう。家柄や立場にとらわれず、男女として相性がいいか見極めてほしいという社長の配慮だったのでしょう。

 

「お金目当て? もしかして、私の父のことは知らないの?」と私は言い返しました。

 

私の父のことを知ると!?

「なんのことだよ?」と不機嫌なB男に、私は「私の父、経営者なの。今朝のニュース番組で取材もされていたわ」と、父の会社、そして自分も経営者であることを説明。

 

驚くB男に対して、「私が結婚相手として気に食わないことはわかったけど、あなた、将来はA社を継ぐつもりなのよね? A社と私の父の会社は昔から関係が深いの。だから、私に対してそんな態度をとるのは得策じゃないと思うけど」と、言ってやりました。

 

B男の末路は…

私はひとりでさっさと食事を終え、「ま、待ってくれよ!」と慌てるB男をよそに、「ここは私が払っておきます」と伝票を持ってレジへ。お店を出ると父とA社の社長から「お見合いはどうだった?」との連絡が入っていたので、会ったことをすべて正直に話しました。

 

その後、社長からは「息子が失礼な態度をとって申し訳なかった」との謝罪が。さらに、「会社は息子に継がせるつもりだったが、考える必要がある。社会の厳しさを教えなければいけない」との言葉まで。今後、B男には茨の道が待っていそうです。

 

今回のお見合いは失敗に終わりましたが、いい結婚相手に出会えるよう、仕事をしながら婚活にも励んでいきたいと思います。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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