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夫「実家で親父を介護してくれ!」頼まれた妻。引っ越し当日「私だけ行くの?」裏切られて予想外の展開に!

私は30代の主婦。結婚して5年目、パートをしながら夫と二人暮らしをしています。義母はすでに他界しており、義父は一人で義実家に暮らしていました。

義父は少し気難しい人だったのであまり交流はなく、夫も距離を置いていたのです。

 

介護が必要になる!? 突然の知らせ

そんなある日、夫が血相を変えて帰ってきました。

「親父が転んだらしいんだ! もしかして介護が必要になるかもしれないって病院から電話が来た」

 

思いがけない言葉に、胸の奥がざわつきました。

 

まさかのお願いに、妻は

数日後のことです。帰宅した夫が、

「頼む! 一生のお願いだ! 実家で同居して、親父を介護してくれ!」と言ってきました。

こういう展開になるのではないかと、ここ数日の間で考え続け、覚悟をしていた私は、「うん、わかった。お義父さんをみられるのは私たちしかいないもんね」と返答。

 

夫は涙ぐむほど感謝してくれました。私は続けてきたパートを辞め、夫は会社に転勤を申し出て、実家で同居・介護生活を始めることに。私たちの新しい生活が始まるはずでした。

 

ありえない……衝撃の裏切り

ところが引っ越し当日、驚くべき事実が明らかになりました。

引っ越し業者が荷物を積み込んでいる最中、私が「あなたの荷物は?」と聞くと、夫は「実は俺、まだ異動届が受理されてないんだよ。俺も絶対すぐ追いかけるから、親父のこと、よろしくな!」と言うのです。


耳を疑いました。介護を私ひとりでやれってこと?

義父とふたり暮らし? ありえない……!!!

引っ越し当日まで言わないなんて……。

 

ただ、義父を放っておくこともできず、裏切られた怒りと悲しさでいっぱいのまま義実家へと向かい、ひとりで介護することにしました。
 

義父との日々

玄関で迎えてくれた義父の顔は、思ったよりも穏やかでした。介護は決して楽ではありませんでしたが、ヘルパーさんの力を借りながら、少しずつ慣れていきました。

 

「母親や妻を早くに亡くしたから、女性との接し方が分からなかったんだ」

義父の本音を聞いたとき、これまでの冷たい態度の理由がわかり、胸のつかえが少し軽くなりました。気難しいと思っていた義父と少しずつ打ち解け、不器用なやさしさを見つけたのです。

 

しかし、私は夫の裏切りが心の傷となっていました。私は夫と結婚したのに、今は介護要員として義父とふたり暮らし。「すぐに行く」といいつつ、なかなか来ない夫。「騙された」「利用された」というショックで、夫に対しての怒りが消えることはありませんでした。

 

「数カ月以内にこちらに越してこないなら、離婚しよう。私が家を出るから」

私の話を聞いた夫は、しだいに実家に顔を出すようになりました。

 

家族のかたち

やがて夫はこれまでの態度を深く反省し、私と義父に謝罪しました。正式に異動が決まり、3カ月ほど遅れての同居開始。ようやく三人での生活が始まりました。同居が始まると、夫も一緒に介護をするようになりました。

 

そんなある日、私の妊娠が判明。夫も義父も大喜びしてくれました。

「新しい命が来てくれるなんて、奇跡みたいだな」と夫。

その言葉に、私は涙をこらえきれませんでした。

 

一度は離婚も考えましたが、あのとき耐えて踏みとどまってよかったと思っています。今は新しい命を迎える未来に胸を膨らませています。試練を乗り越えたからこそ、家族の絆は強く結ばれたのだと思います。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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