行列のトイレで前の人が譲ってくれた、そのとき…
3歳の次男が突然、「ママ!トイレ、もれちゃう……!」と毎度のことながら急なトイレ報告。慌ててトイレへ向かうと、すでに3組ほどの親子連れが並んでいました。私の後ろにも、すぐにお母さんと女の子が並びました。
次男が「ママ、もうもれる~!」と訴えたとき、私たちの前で順番を待っていた女性が「良かったら先にどうぞ」と声をかけてくださいました。ありがたい気持ちになりつつも、ほかにも待っている方がいたので「大丈夫ですよ」と遠慮しようとしたそのとき――後ろに並んでいたお母さんが「うちの子のほうが我慢してるから、先に行かせて!」と割り込んできたのです。
後ろに並んでいたママはお礼も言わず、急ぎ足で譲ってくれた方の前へ。焦る気持ちもわかりますし、子どものことなのでその場では誰も何も言いませんでしたが、なんともモヤモヤする気持ちになりました。幸い、次男は無事に間に合ってホッとしましたが、「言葉のかけ方ひとつで印象は大きく変わるのだな」と実感しました。
それ以来、トイレの混雑を考慮して、遊んでいる途中でも定期的に「トイレ大丈夫?」と声をかけ、早めに連れて行くよう心がけています。また、周りで“漏れそうな様子”の子がいれば、自然と気にかけるようにもなりました。子育て世代にとって、少しでもトイレの待ち時間が減るといいなと願っています。
◇ ◇ ◇
トイレの行列が長くて焦る気持ちもわかりますが、公共の場ではお互いに配慮し合える関係でありたいもの。気遣いや感謝の言葉を忘れずに過ごしたいですね。
著者:山本なつみ/30代 女性・会社員。6歳・3歳・1歳の三兄弟を育てる母。毎日育児に奮闘中。子どもが寝たあとのドラマタイムが何よりの楽しみ。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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