ランドセルはあっさり決まって
夫も私も長男の希望のランドルセルを探すために、お店に何回も足を運ぶ覚悟をしていました。そんなとき、別の用事で家の近くにある大型のホームセンターに行くと、いくつかランドセルの展示が。夫と「デパートとかショッピングモール以外にもあるんだね」とランドセルを見ていると、なんと長男は「これがいい」とその場で即決したのです。
選んだのは、メタリックブルーに黒のラインが入ったデザイン。値段も3万円台の価格帯。夫の両親にお金を出してもらうので、リーズナブルな価格であることにひと安心でした。なにより長男が自分で選んだのだからと、私も夫も納得して購入しました。
ランドセル購入を報告して安心したのに
夫の両親には、購入したランドセルが届いてから報告しました。ランドセルを背負って「かっこいいでしょ!」とポーズを決める長男を見て義父も義母もニコニコ顔。ところが、ランドセルを見せに行ってから1カ月ほどして、夫に義母から驚きのメールが届きました。
それは「なぜあんなに安いランドセルを選んだのか」という内容だったのです。
義両親の不安はどこから?
どうやら義母は、スーパーでたまたま同級生に会い、相手から「自分の孫のときにはランドセルは百貨店に行って質の良いものを選んだ。お祝いなんだから高いほうがいい」と言われたのだそう。わざわざ気を使わせて長男に安いのを選ばせたのではないか、と義母は思って落ち込んでしまったようでした。
ランドセルは質も値段もいろいろあって、選ぶ基準もいろいろある。その中で、値段以上に長男が気に入って、6年間の小学校生活で大事に使ってくれるものを選びたかったことを義両親には改めて伝えました。すると、長男が自分で選んだから決めたこと、「この青色が一番かっこいい」と喜んでいることを、義母も理解してくれたようでした。
義母は安心してくれましたが、義両親からのお祝いの気持ちを軽く考えてしまっていたかなと夫婦で反省しました。一緒に選びに行ったり、先に選び方について伝えておいたりと、配慮する必要があったのかもしれないと感じています。今後もし同じような機会があったときには、必ず相手の気持ちを考えた行動を心がけたいと思います。
著者:秋本かなこ/30代女性/2017年生まれと2021年生まれの兄弟のママ。元気な兄弟とパワフルな毎日を過ごしている。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!