用意周到な彼氏。デート中に女の子の日になった私に差し出してきた、驚きのものとは！？

 

 

以前交際していた男性はとても献身的な人で、デートのときは私のことを考えて、いろいろなものを用意していました。

 

たとえば、私が靴擦れしてしまったときには、絆創膏をさっと出してくれました。また、冬のデートではハンドクリームがちょうどなくなってしまい、そのことを彼に言うと、「これ！」と私がいつも使っているハンドクリームと同じものをカバンから出したのです。

 

びっくりして「どうして持っているの？」と聞くと、私が忘れたときのために、わざわざ同じものを買って常備しているとのことでした。

 

さらに、デート中に急に生理がきてしまい、「ナプキンを買いたい」と言ったときには、「持ってるよ！」とナプキンをくれ……。助かったものの「そんなものまで！？」と戸惑っていると、「妹から急に生理になって困ったという話を聞いて、1枚だけナプキンをもらってカバンに入れておいた」のだそう。彼の細かい気づかいに私は感動したのでした。

 

 

結局、その彼とは価値観の違いで別れてしまいました。ただ、いろいろなものを用意してくれていたことは今も覚えており、「やさしい人だったなぁ」とときどき懐かしくなります。

 

著者：宮田しほり／30代女性・2019年、2022年生まれの男の子2人を育てるママ。おでかけ情報や女性向けの情報を扱うライターとして活動。自身の経験をもとに、女性の人生が楽しくなるような記事の執筆を心がけている。
作画：七瀬はるみ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年7月）