こんな梨はNGかも!?管理栄養士に学ぶ【おいしい選び方】
梨は秋の食卓を彩る人気の果物ですが、選び方ひとつで甘さやみずみずしさが大きく変わってしまうことも。
最初に知っておきたいのは、梨は「追熟しない果物」だという点です。
収穫時点の熟度がそのまま味と栄養価に直結し、店頭での状態がそのまま食べ頃と言えます。
そうなると、スーパーで選ぶタイミングで梨の美味しさが決まると言っても過言ではありません!
そこで今回は、スーパーで失敗しないための「新鮮でおいしい梨の選び方」を紹介します。
これからお伝えする『選び方4つのポイント』に当てはまらない梨は、選ばないようにしてくださいね。
ポイント①ずっしり重いもの
ふっくらと丸みがあり、同じ大きさならずっしりと重みを感じるものは水分がしっかり詰まっています。
手に持ってみて「おっ」と感じるくらいの重みがあるものを選ぶと◯。
ポイント②おしりがふっくら
梨のおしり部分がしっかり広がっていると甘みがのっています。
おしりのくぼみが深く、輪(リング)がくっきりと現れている梨は甘みがしっかりしているといわれていますよ!
ポイント③軸の太さ
次に軸の太さを見ます。
実がふっくら丸く整っていて、軸が太いものは、木から十分に養分を受け取った証拠です。
果実の栄養分は軸から送られるため、軸が充実しているほど糖度も安定しやすいのです。
ポイント④皮の質感と色味
梨は表面がざらざらしているイメージはないですか?
品種ごとに注目するポイントは違いますが、赤梨(幸水・豊水など)は完熟すると表皮のざらざら感が減り、手触りが滑らかになります。
色味は赤みが増しているものが完熟のサイン。
一方青梨(二十世紀梨など)は果皮が黄色みを帯び、硬さがあるものが食べ頃です。
「選び方4つのポイント」チェック!お店でおいしい梨を選ぼう!
今回ご紹介した美味しい梨の選び方。
せっかく買うなら失敗せずに美味しいものを選びたいですよね。
購入した後は、気温が低い時期(20℃以下)なら、風通しの良い涼しい場所で常温保存可能ですが、暑い時期は冷蔵庫での保存がおすすめです。
そのまま入れると乾燥しやすいので、1個ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包み、さらにポリ袋に入れるといいですよ!
この記事を参考に、秋の味覚を楽しんでみてくださいね。