怒りの中で見えたもの
<完結>
雑貨店の店長として働いていた私は、ある日突然「全員、会社都合退職で!」と社長から通告されました。まるで人を駒のように扱う理不尽さに、絶望と怒りで胸がいっぱいに。仕入先から先に閉店の話を聞かされたこともあり、不信感はますます強まりました。
そんな中、追い打ちをかけるように移転の話まで持ち上がりましたが、場所に不安があり、先行きはますます暗く感じられました。スタッフも次々に辞めていき、現場はどんどん回らなくなっていきました。社長は「嫌なら辞めればいい」と冷たい態度を崩さず、さらに給料をエサのようにちらつかせる始末。
そんなある日、接客中にお客さんから「それ経営者として終わってるわね。そんなやり方だから閉店するのよ」と手厳しく言われたのです。そのひと言は本当にスカッとして、とても気持ちがよかったです。怒りでいっぱいだった気持ちがすっと軽くなり、救われた瞬間でした。
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突然の閉店で無職となり、怒りや不安に押しつぶされそうになったオムニウッチーさん。そんな日々の中で訪れた小さな転機が、前を向くきっかけになりました。この経験から、理不尽な状況でも人とのつながりが心を支えることを教えてくれますね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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