会話ゼロの夫婦の危機を救ったのは…
下の子どもが小学校へ入学する前は、保育園にのんびり8時半くらいに登園していました。しかし、今は4年生の息子と1年生の娘が同時に出発するようになり、8時には家の中が静まり返っています。在宅勤務の夫と2人、特に会話もなくなんだか心もとない感じ。
若いころは「会話がなくても気をつかわずにいられる存在」と、ポジティブに考えられていたけど、子育てが少し落ち着いた今、「会話が生まれにくい存在」になってしまったような気がします。
以前勤めていた会社の先輩から、「40代・50代の過ごし方がその後の夫婦関係に大きく影響してくるよ!」と言われたことを思い出し、今のままではマズイかも……! と思い始めました。
朝ドラが夫婦の救世主に
NHKで毎朝放送している「連続テレビ小説」。私は以前から時々見ていたのですが、在宅勤務になった夫もつられて見るようになったのです。いつしか夫のほうが夢中になり、朝8時になると自らチャンネルを合わせるように。毎朝15分という短さがちょうどよく、夫婦そろって朝ドラの内容に一喜一憂するようになりました。
明日はどんな内容になるかを推測しあったり、「この流れは納得いかない!」や「私はいいと思うけどな〜」など意見を言い合ったりするようにも。また、ドラマをきっかけに他愛のない話も生まれるようになりました。
物理的な距離を縮める
車に乗るとき、運転席は夫、助手席に上の子ども、私と下の子どもは後部座席に座ることが多いのですが、子どもなのでサンバイザーが届かず「助手席はまぶしい!」と上の子どもが言うので、日によって私が助手席に座るようになったのです。
家にいるとお互い好きなことをしているのでなかなか会話が生まれにくいのですが、走行中だと仕事のことや子どものことなどテンポよく話がどんどん展開していきました。
決して相手のことが嫌いというわけではないのですが、結婚して子どもが生まれ、仕事や育児に追われている間に、自然と夫婦の物理的な距離感は離れてしまっていました。だからこそ意識してその距離を縮めることって大事なのかもしれないと実感しました。
まとめ
「空気みたいな存在」から、「いなくてもよい存在」になってしまうのは寂しいなと感じました。50代になって、子育ても今以上に落ち着いてきたときにいきなり仲良くすることは多分できないと思います。だからこそ、今から意識して会話していきたいと思います。おじいちゃん・おばあちゃんになっても心地良い関係性でいられるように、毎日を積み重ねていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:小泉 れん/40代女性・フリーライター。夫と子ども2人の4人暮らし。15年間、出版社で編集者として勤務後、フリーライターに。「いつまでも元気なママでいてほしい」という子どもたちの思いに応えるべく、心身ともにほがらかな状態でいるように努めている。
マンガ/きびのあやとら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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