産後の生理再開を母に伝えると…
出産から1年ほどして生理が再開。母から「最近は大丈夫?」と連絡が来たので、生理が再開したこと、経血の量が増えたこと、痛みの感じ方が少し変わってきたことを話しました。
私はとくに問題に感じていなかったのですが、母は「それ、子宮内膜症じゃない?」と言います。「妊娠したときも病院でそんなことは言われなかったし、違うでしょ」と答えると、「私もそうだったから! 病院行きなさい! 二度と産めなくなるかもよ!」と強く言われたのです。
母は妊娠出産を無事に終えたあと、生理がきても痛みを我慢し病院に行かなかったそう。結局その後、子宮内膜症だとわかり、その後の妊娠は叶わなかったそうです。私は早期発見できたので、本当に母に感謝しています。無事に2人目も妊娠出産することができました。
母の直感を無視せず、病院へ行ってよかったです。人生の先輩の話はしっかり聞いた方がいいと感じた出来事でした。
◇ ◇ ◇
お母様のおかけで早期発見ができ、無事に第2子を授かれたようで本当によかったです。
このママさんが聞いたように、出産後に生理痛が軽くなることがあります。これは、出産前は狭かった子宮の出口が、出産したことにより広くなり、経血を外に出しやすくなるためです。
しかし、逆に妊娠前よりも生理痛が重くなった場合は、子宮内膜症の疑いがあるため注意が必要です。
子宮内膜症は、月経で剥がれ落ちるはずの子宮の内膜組織が、何らかの原因で子宮の内側以外の場所に入り込み、発育してしまう病気です。20~30代の女性が発症することが多く、ピークは30~40歳とも言われています。
日常生活に支障をきたすほど重い生理痛(月経困難症)は、子宮内膜症の9割の患者さんにみられます。ひどい生理痛や不規則な出血、慢性的な腰痛や下腹部痛などの症状が現れ、月経を重ねるごとに悪化していきます。早期発見と早期治療が大切で、進行すると不妊の原因になることもあります。
生理痛がひどい、量が多いなどの症状がある場合は、我慢せずに婦人科を受診しましょう。このママさんのように出産後に症状が変化することもあるので、定期的な健診を心がけることが大切です。
著者:久保田 モカ/30代女性・パート
2人の子どもを育てる母。韓国カルチャーが好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!