夫の顔色が少しずつ…
私の陣痛が強まるにつれて汗が滝のように流れ、助産師さんから「お父さん、大丈夫ですか?」と、困惑と心配の声かけをされる始末です。
私は痛みで余裕がなかったのですが、その様子に思わず笑ってしまいました。肝心の声かけはほとんどなく、ただ手をぎゅっと握ってくれるだけでした。ただ、それでも不思議と安心感があり、無事に息子が生まれた瞬間には、夫は泣きながら「ありがとう」と言ってくれたのです。緊張しながらも最後までそばにいてくれたことが、今ではいい思い出になっています。
夫は出産後「あんなに緊張したのは人生で初めて」と笑っていました。頼りないようでいて、そばにいてくれること自体が支えになるのだと実感しました。出産は女性だけのものではなく、夫婦で迎える大切な時間だと感じた出来事でした。
著者:山田 彩子/30代女性・パート事務
1歳の息子を育てる母。休日は家族で散歩をしたり、カフェ巡りをしたりして楽しんでいる。
作画:たかだきなこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
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